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トップスとスカートをコンパクトにまとめているので網ストールがうるさくならない。下半分をダークな色合いで統一しているのもポイント(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます)

 この冬、ボリュームのあるストールやマフラーがセレクトショップなどで売れている。そんななか、おばあちゃんがかけていたような懐かしの「網ストール」が、古着好き女性の間でブレーク。緩い編み目が出す“ほっこり感”が人気の要因だ。

 「ほっこり」と聞いて、違和感がわいた人もいるだろう。「ほっこり」には「疲れた」という意味もあるそうだが、現在では「落ち着く」「癒やされる」などの意味で使われている事が多い。また、「暖かい」という意味もあり、ファッション的には「落ち着く」「暖かい」などのニュアンスだ。

 ただ、実際に網ストールを羽織ってみるとざっくりとした編み目から冷たい風がどんどん入ってくるため、お世辞にも暖かいとは言えない。防寒性はそれほど期待できず、実用的な暖かさよりも雰囲気的な暖かみのあるアイテムとして愛用されているようだ。

 素材はシルクやカシミアなどの高級素材ではなく、ウールやリネン、コットンなど比較的安価で昔からよく使われている素材で編まれているのが一般的。このありふれた素材感が最大のポイントだ。かすれた色合いや緩く編んだ時に出る毛足、ほつれ具合などが「気取ってない」「頑張ってない」イメージを演出し、モード全盛だったストリートで、癒やされるアクセントとなっている。

 巻き方はある意味特徴的で、ぶら下げるもしくは羽織るだけ。もともと防寒用ではないため首元に巻いてとめるなどはせず、そのまま羽織って所どころから見える服の輪郭や色を楽しむのが主流だ。