東芝の液晶テレビ「REGZA(レグザ)」が量販店店頭で台風の目となっている。
市場調査会社GfKジャパンによると、東芝の国内における液晶テレビのシェアは、9月の販売実績で17.5%、10月の集計で17.0%となり、2カ月続けての2位を獲得した。1位シャープのシェアが40%台であるのに比べると、その差は大きいが、これまで3位、4位のポジションだった東芝の浮上は特筆に値する出来事だ。ゲームに例えれば逆転も可能な点差まで追い上げてきた。
とくに、26型以上の領域では8月以前には10%台のシェアに留まっていたが、9月には21.8%と2割を突破。10月も21.1%のシェアとなり、5台に1台はREGZAという状況になっているのだ。そして、この領域でも第2位のポジションを獲得している。
では、東芝の液晶テレビがなぜシェアを伸ばしているのか。
理由のひとつにあげられるのが、ハードディスク搭載モデルに代表される「液晶テレビに録画できる」ということ。そして東芝独自の超高解像度技術による「高画質化」も高い評価を得ている。
今年11月6日から12日までの期間、REGZAのZH/ZV/RH500シリーズ購入者を対象に実施したアンケートでは、購入理由として最も多かったのが「ハードディスクに録画ができるから」の84.7%。次いで「高画質だから」の61.1%だった。
実際、ハートディスク搭載液晶テレビに限定した10月の販売シェア調査では、東芝は89.5%と圧倒的なシェアを獲得している。「録画できるテレビといえば東芝というイメージが定着している」と、同社では自信を見せる。
だが、今年は、こうした機能面の評価に加えて新たな要素が加わった。今年9月からREGZAのイメージキャラクターに起用した福山雅治さんによる認知度向上効果である。











