PowerShotシリーズのフラッグシップ機にあたるモデル。ボディーは高級感があり、重厚感に加えてクラッシカルなマニュアル感のある造りだ。ISO感度、露出補正、撮影モードは、マニュアルで操作するリングを備えているので非常に使いやすい。ボディー背面のコントロールホイールもとても便利だ。光学ファインダーやホットシューを搭載するなど、とてもしっかりしたカメラに仕上がっている。
撮像素子には、1470万画素の1/1.7型のCCDを採用している。高感度撮影時の画質を向上させたキヤノン独自の画像処理エンジン「DIGIC4」も搭載する。レンズは、光学5倍の35mm判換算で28〜140mm相当のズーム、開放F値はF2.8〜F8.0となっており、マクロモードを使用すれば被写体から約1cm(W)まで寄って撮影できる。
フォーカスモードにはMFを搭載している。レンズシフト式手ブレ補正機構(IS)も搭載しており、最大でシャッター速度換算4段分の補正が可能だ。液晶モニターは、約46万ドットの3.0型のクリアライブ液晶IIで、野外でもとても見やすい。撮影モードは、全自動やシーンモードに加えてM、Av、Tv、Pモードなどマニュアル撮影モードが充実している。暗部補正、サーボAF、AiAF時のAF枠の変更、アクティブフレームコントロール、多彩なブラケティング機能、RAW記録など多彩な機能を搭載しているのは、さすがフラッグシップモデルだ。
細部まで繊細に描写してくれる。遠景の木の枝などもシャープな描写で、色味も見た目に近いナチュラルな印象。センサーサイズが、一般的なコンパクトデジタルカメラより大きいため、ボケもきれいだ。ISO80〜800までならノイズも問題なし。特に色ノイズなどはほとんど見当たらない。ISO800になると少しモヤッとしているが常用の範囲と言える。ISO1600になると解像感が失われ、色ノイズが発生し始めるのでISO800までで使用すると良いだろう。
今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、PowerShot G10の実力をじっくり見定めてほしい。











