「戸田覚の1万円研究所」では実売価格1万円以下の周辺機器やサプライ品などを自腹で購入し、独自の目線で検証していく。第65回は手書きのメモをそのままデジタルデータにできるデジタルペン。価格と使い勝手の良さで戸田氏もおすすめだ。

専用紙不要で手書き文字をデジタルデータとして取り込めるデジタルペン。A4サイズ50ページ分以上を保存できる。取り込んだデータは付属のOCRソフトでリッチテキストにも変換でき、そのままメール送信することも可能だ。カラーバリエーションは3種類。収納キャリーケース付き。製品情報はこちら
今回買ったもの
デジタルペン

MVPen

(MVPenテクノロジーズ)

購入価格:9800円


 当研究所始まって以来、最もエキサイティングな商品をご紹介しよう。

 手書きのメモをパソコンに取り込めるデジタルペン「MVPen」が1万円以下で買えるようになったのだ! そもそもこの製品は夏頃に登場していたのだが、実売価格が当研究所の予算に合わなかった。それが、ここへきて1万円以下で買えるケースが増えてきたので、早速ピックアップしたわけだ。

 僕はほぼ同様のコンセプトを持つ、ぺんてるの「airpenストレージノート」を長く愛用してきた。ソフトの出来やペン・バインダーの質感などでairpenのほうが良く出来ている部分は確かに多い。しかし、実売2万5000円程度のairpenとMVPenでは、価格差が大きすぎる。

 airpenは、文字認識機能を使うために別途ライセンス費用を5000円も支払わなければならない。これを合わせると計3万円。MVPenと比べるとおよそ3倍のコストなのだ。いくら何でも、この差は埋まらない。低価格化を実現したMVPenには大きな拍手を送りたい。

 さて、早速到着したMVPenだが、ちょっと凝ったパッケージに入っていて気分が良い。アップルの製品ほどではないが、使う気持ちを高めてくれる。高級ボールペンがそれなりのパッケージに入っているのと同じ気分だ。説明書も分かりやすいし、ユニット本体もコンパクトかつ、質感の良い作りでうれしくなる。

ケースに入ったMVPen。一応キャリングケースらしいが、普通のペンケースなどに入れて持ち歩きたい(画像クリックで拡大)

ユニット本体はなかなか良くできている。サイズはUSBメモリーをちょっと大きくした程度だ(画像クリックで拡大)