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ワンピース以外はブラックで統一し、正面のスタイルはシューズも含めてシンプルにまとめている(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます)

 “オシャレは足元から”。そんな言葉を彷彿とさせるシューズがモード志向の女性を中心に大人気となっている。思わず「それどこの?」と聞いてしまいたくなるこのシューズは、「UNITED NUDE(ユナイテッドヌード)」という英国発のシューズブランド。国内では販売店が少ないわりに、ストリートでは頻繁に目にする。ファッション好きにはたまらない一足だ

 日本ではここ半年ほどでクローズアップされるようになった「UNITED NUDE」だが、靴好きの女性が多いニューヨークではすでに熱烈なファンも多い。既存のファッションにとらわれないデザイン主体のプロジェクトは、オランダの建築家レム・D・コールハースとイギリスのシューズブランド「クラークス」の7代目がタッグを組み、2003年春夏よりスタート。“シューズ+建築的構造=これまで以上に優れた人体との一体感”をコンセプトに、コンピュータグラフィックや最新の製造技術を駆使した最先端のシューズ作りを行っている。

 なかでも今季目立つのが、アート性に富んだヒールが特徴の「Eamz」シリーズ。このブランドの代名詞的なシューズとして、ストリートでの支持も高い。名前からも分かるように、斬新なデザインは世界的に有名な「Eames Chair(イームズ チェアー)」からヒントを得たという。

 「ヒールは地面に対して垂直」という固定概念を覆す、土踏まずから地面を沿うようにデザインされた金属製のヒールは非常に革命的。その近未来的なフォルムは靴好きでなくとも魅了される。

 デザイン性の高いシューズは外見が良い反面、靴本来の歩きやすさや履き心地が損なわれることが多い。しかし、ヒールに金属を採用したこのシューズはしっかりとした安定感と一体感があり、機能性にもこだわったイームズと同じく「実用品」としても非常に優れている。こういった点は、建築家のデザインらしいところだろう。