シャープは2008年10月15日、ブルーレイを内蔵した液晶テレビ「AQUOS DX」シリーズを発表した。
片山幹雄社長は、「私が事業部長時代から企画していた製品。2年越しで製品化した」と意気込む。同氏が薄型テレビの会見に出席するのは社長になって初めてのこと。専務時代の2007年2月以来、実に1年8カ月ぶりである。
「北京オリンピック後に、どんな製品を投入できるか。それを具体的な形で表現したのがDXシリーズ。『液晶』と『ブルーレイ用光ピックアップ』という当社の技術を、それぞれ進化させる『ダブルスパイラル戦略』によって実現した。技術を持っていない限り、なかなか他社がキャッチアップできる製品ではない」と自信を見せる。
「将来的には、ブルーレイ搭載といえばAQUOSと言われるようにしたい。そのためには、AQUOSの半数近くをブルーレイ搭載製品で占める必要がある」(片山社長)。今後、同社の主力製品の一角へと育て上げる方針だ。
今回発表した製品は52型の大画面モデルから26型の普及モデルまでをラインアップする。今後は上位の製品にもブルーレイを搭載していく姿勢も明らかにしている。年末商戦からブルーレイ搭載機の販売数を一定の比率まで高めようとしているのは明らかだ。
関係者などの発言をもとに逆算すると、11月下旬からの出荷ということを勘案しても、年末商戦でAQUOS全体の約1割をDXシリーズが占めれば、まずは上出来と言えそうだ。











