10月1日から、NTTドコモのパケット料金体系が大きく変わった。従来までの「パケ・ホーダイ」「パケットパック10」「パケットパック30」から、2段階定額制の「パケ・ホーダイ ダブル」に一本化したのだ。

 新しい「パケ・ホーダイ ダブル」は、ユーザーの利用の仕方によっては値上げになってしまうので、「従来までのプランを継続する」か「新しいプランに変更する」かを慎重に判断したい。

 今回の記事では、前半で新しい「パケ・ホーダイ ダブル」のアウトラインを見たうえで、どのプランを選んだらもっともトクになるかを徹底的に分析しよう。

 なお、携帯電話が標準搭載するフルブラウザーの利用時も定額になる「パケ・ホーダイ フル」(月額5985円)の契約ユーザーは、迷わずパケ・ホーダイ ダブルへ移行してよい。デメリットがなく、パケット通信が少ないときでも料金が安くなるので、今回は比較も割愛した。

複雑だったパケット割引サービスを一本化

 10月1日から提供が始まった「パケ・ホーダイ ダブル」は、今まであったパケット割引サービスを一本化するものだ。これまで、NTTドコモの割引サービスは、下の図のように大きく分けて2つの体系があった。定額料+従量制(使った分だけお金がかかる制度)の「パケットパック10/30」と、完全定額で使い放題の「パケ・ホーダイ」だ。2種類の割引サービスがあったため、ユーザーはどちらを選んだらよいのか分かりにくいのが欠点だった。

▼「パケ・ホーダイ ダブル」によって、割引サービスを一本化

 その欠点を解消するのが、今回登場した「パケ・ホーダイ ダブル」だ。今回は、iモード利用時の料金で比較してみよう。利用が少ない場合には1029円の定額制で済み、パケット通信が一定量より増えると1パケットあたり0.084円の従量制となる。そして、5万2500パケット以上は4410円が上限となり、それ以降は上限金額のまま使い放題になる。

▼「パケ・ホーダイ ダブル」の仕組み

 この方式は「2段階定額制」と呼ばれており、auやソフトバンクが先行して導入していた。利用が少ない人は安くなり、利用が多くても定額で使い放題になるメリットがある。ドコモもようやく重い腰を上げ、他社と同じくユーザーが使いやすい制度に変更したことになる。割引サービスの内容や金額は、他社とほぼ同じになった。