ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による連載。今回はネットブックとして人気の日本エイサーの「Aspire one」を自腹で購入。悩みぬいて選んだ本機を戸田氏はどう評価したのか。見て、触って初めて、その使い勝手が分かった!
ネットブックを購入した。今回の購入動機は、実用と言うよりは評価をするためだ。別に買わなくても困らないのだが、手に入れないと評価ができないと考えたのだ。とはいえ、ネットブックもラインアップが充実し、購入にあたってはかなり悩んだ。
数あるネットブックの中で僕が選んだのは、日本エイサーの「Aspire one」だ。選択にあたっては明確な基準がある。どうしてもHDDのないモデルを買う気にはならなかったのだ。SSDの16GB程度の容量では、どう考えてもまともに使えるとは思えない。セキュリティソフトを含め、いろいろなアプリケーションを入れたり、音楽やビデオを保存したりしたら、絶対に足りなくなる。
タイミング的にはデルの「Inspiron Mini 9」が新しくて魅力的なのだが、SSDなので見送った。アスーステック・コンピューターの定番「Eee PC」も同様である。HDD搭載モデルの中から、HPなどいくつかの選択肢を検討した結果Aspire oneを選んだ。
液晶の大きな「Luv Book U100」(マウスコンピューター)、「Wind Netbook U100」(エムエスアイコンピュータージャパン)も迷ったのだが、HDD容量が120GBあるAspire oneのほうがお買い得感が強い。日本ヒューレット・パッカードの「HP 2133 Mini-Note PC」も完成度の高いボディーが魅力的だが、後出しのAspire oneの方がCPUが高速で、HDD容量も多い。
Aspire oneは、5万4700円程度で販売されていることが多い。ライバルより少し安いのが大きなプラスポイントであった。ネットブックの場合、5000円違えば1割の価格差になる。「たった5000円なら他のモデルを選ぶ」という考え方も否定しない。だが今回は割合で考えた。メーカーとしては5000円の価格差をつけるのは相当に大変そうである。色でも悩んだのだが、ブルーを選ぶことにした。白よりもちょっと高級そう見えそうだし、いままで青いパソコンを所有したことがなかったからだ。
もちろん、U100を選んでも後悔することはないだろう。また、予算を積み上げてHP2133の上位モデルを買うのも悪くない。











