普段スポーツなんてほとんどやらないのに、テレビでスポーツ中継を見ていると身体を動かしたい衝動にかられる。特に五輪のような一大イベントがあると、余計にそう思うのだ。

 でも、いざ運動しようと思うと、ある問題が立ちはだかる。普段、運動と言えば歩いてマクドナルドへとでかけるくらいの筆者は、ちょっと身体を動かしただけで大量の汗をかいてしまうのだ。

 汗には、“いい汗”と“悪い汗”があると言われる。いい汗とは体中の汗腺からまんべんなく放出された細かな汗のこと。いい汗をかける人は、見た目には汗をかいていないように見えるのだ。それに対して悪い汗とは、特定の部分、例えば背中などに粒の大きな汗を大量にかくこと言う。

 さて自分はどっちだろうと考えると、少なくても前者ではない。ほんの20分も歩けば、上半身を中心に大粒の汗をかいてしまう。誰にも言われないが、“汗かき王子”(自称)なのは違いない。

 そんな筆者と同じような境遇の人も少なくないだろう。この汗かき体質、どうやって克服すればいいのか。まだ残暑厳しい東京の片隅で、密かな汗対策を考えてみた。

速乾Tシャツという“先進の知恵”を着る

 体質を改善するのは一長一短ではいかない。もっと手軽な対策はないか……思案した結論は、いくら汗をかいてもサッと吹き飛ばしてくれるアイテムを探すこと。真っ先に思いつくのは、速乾性をうたうTシャツの数々だ。早速いくつか見繕ってみたので紹介しよう。

 まずは低価格衣服の代名詞、ユニクロの「ドライTシャツ」。通常価格は1枚1000円だが、こちらは週末特価で1枚790円だった。次はスポーツメーカーが手がける高性能速乾Tシャツ。「ファブリックエックス」という吸収性の高い素材が使われているアディダス製のTシャツ(4095円で購入)と、もう1つは中高年を中心に人気が高まっているというジョギング用ウェア。こちらには「フィットドライ」という素材が使われ、背中がメッシュになっているTシャツ(3045円)。3商品の中で最軽量となる。

 これら速乾Tシャツに共通しているのは、素材にポリエステルを使っていることだろう。一般的なTシャツ、綿100パーセントとは明らかに触り心地が違う。

 では、どのくらい速乾性があるのか。その実力をチェックしていくとしよう。

<テスト商品はこれ!>

アディダス製のスポーツ用Tシャツ(画像クリックで拡大)

ナイキ製のジョギング用Tシャツ(画像クリックで拡大)