今時、写真を撮るのはケータイでできるけれど、子どもの成長記録や旅行の思い出など、記念の1枚はちゃんとしたデジタルカメラで撮っておきたい。そんな目的で選ぶデジカメとして、最近は本格的な一眼レフデジカメが人気だ。10万円を切る低価格モデルの登場で、人気に拍車がかかっている。コンパクトデジカメもいいけれど、せっかくなら一眼レフ! という向上心で購入している人も多い。

 門戸の広がっている一眼レフデジカメ。もし最近購入して使っているという人がいたら、きれいな写真を撮るために“一手間”かけてみてはどうだろうか。どんな手間かというと、写真を「RAWデータ」で撮影することだ。非圧縮のRAWデータで撮影すると、撮影後に画像補正しやすくなる。RAWデータは、一般的なJEPG形式と違い、そのままの状態で鑑賞したり印刷したりはできない。鑑賞前に「現像」という行程が必要になる。現像時に暗い写真を明るくしたり、色の悪い写真を補正したりできるのだ。

 ただ、RAWデータの現像には注意点がある。RAWデータはJEPG形式のデータと比べて容量が多い。有効1230万画素の一眼レフデジカメで撮影したRAWデータは、1枚当たり10MB以上。ものによっては20MBを超える。そのためRAW画像を何枚もパソコンで開き、加工すると、パソコンのCPUに高い負荷かかかる。読者の中には古いノートPCでRAW現像をして、苦労した経験を持っている人もいるだろう。だが最近は、10万円前後のノートPCまでにデュアルコアCPUのCore 2 Duoが採用され、RAWデータの現像もそれほど苦ではなくなっている。

 一眼レフデジカメと高速CPU搭載の最新ノートPCという組み合わせは、ベストマッチな関係で、ノートPCはさながらDPEのラボへと早変わりする。今回は最新の「Centrino 2 プロセッサー・テクノロジー」を搭載したA4ノートを使って、現像処理の速度と、RAWデータの現像の魅力について紹介していこう。