前回、月2000円の電気代を減らすことを達成し、筆者はがぜんエコ生活に目覚めてしまった。今回も違う形でエコに取り組んでみたい。ターゲットにしたのは高騰著しいガソリン。エコドライブでガソリン代をググッと減らすのだ!

教習所では教えてくれない“エコドライブ”

 8月1日、またもやガソリンの卸値が値上がりした。ほどなく店頭価格も上がることだろう。1年前の価格と比べると、1リッター当たり40円以上も高くなっている。マイカーを頻繁に利用する家庭には大打撃だ。こんな状況では、夏休みに車で遠出しようという気持ちも起きない。唯一の趣味がドライブという僕にとって頭の痛い問題だ。

 もっとも近頃は、ドライブによるリフレッシュ効果より、燃料コストというストレスの方が大きくなっている。かといって車を使わないのももったいない。一体どうすれば、ガソリン高騰時代でも充実のマイカーライフが送れるのか。考え抜いた末にたどり着いたのが、“エコドライブで燃費を向上させる”ことだった。

 “エコドライブ”という言葉。誰しも1度は聞いたことはあるだろう。だが、実践しているという人はまだ少ないのではないだろうか。それもそのはず、われわれ一般人にとって、エコドライブはなじみの薄い運転方法だ。教習所で習ったわけでなく、何をすればいいのかさえよく知らない。

 そこで今回は、一般道で使えるエコドライブ方法に焦点を当て、“燃費の2割アップ”を課題に取り組んでみた。分かりやすく言うと、1リッターで10km走る車を、エコドライブで12km走るようにしようというわけだ。なんとも夢のような話だが、本当に実現可能なのか。早速、テストをしてみよう。

 エコドライブテストに使ったのは我が愛車、BMWの135iクーペである。3リッター・ツインターボの直列6気筒エンジンを搭載し、0-100km/h加速は約5.3秒。大人4人がちゃんと乗れる実用性と、駆け抜ける喜びを兼ねそろえた車だ。

 カタログ上の燃費は10・15モードで9.4km。エンジン性能を考慮すると悪い数字ではないのだが、国産の人気車種と比べると燃費性能は半分以下になる。こんな車でエコドライブのテストをするな! とのお叱りを受けそうだが、走りに主眼を置いた135iクーペでもエコドライブの効果を得られるのか、この機会に試してみたい。