ペールゼン・ファイルズのオープニングとエンディングを歌うのはご存知、柳ジョージ氏。柳氏のプロモーションビデオの制作現場を見学すべく横須賀を訪れた参謀本部の面々だったが、実は横須賀来訪の目的はほかにもあった! 高橋監督をして「横須賀に来たら○○○○。これがアニメ関係者の合言葉だ」と言わせしめた横須賀名物とは?
7月3日横須賀に行ってきた。横須賀には縁
があって何回か行っている一番最初は55年前。
その昔横須賀は旧帝国海軍の主要軍港だった
ため街全体が要塞化していた。その名残で海
に向ってせり出した山々は穴だらけだった。
穴とは大小の防空壕の跡である。最近ではそ
んな痕跡もすっかり目立たなくなった。最近
最近……と記録を調べてみたら2002年の12月
20日に行っていた。あの時は自衛隊の新造艦
を見学させてもらった時だった。今でも横須
賀は自衛隊の各種基地とアメリカ海軍第7艦
隊の母港が置かれる軍港の町である。今回は
と言うとペ−ルゼン・ファイルズのオープニ
ング・エンディングを歌っていただいた柳ジ
ョージさんのプロモーション用撮影の応援と
見学でありました。しかし、横須賀は近くなっ
た。俺のところは埼玉県の所沢なので神奈川
県は三浦半島にある横須賀まではちょっとし
た小旅行と言う気分だったのが池袋に出ると
JRの湘南新宿ライン一本で逗子まで行ってし
まう。後は横須賀線に乗り換えて数分だ。
ま、今回の下車駅は正確に言えば横須賀の一駅手前『田浦』であり、
撮影現場は駅から一分、目の前にあった。
撮影のために借りた廃倉庫、これがメッチャいい雰囲気! いつ
の時代のものだろうか骨格は木造で壁はレンガの上に漆喰で固める
と言う作り。その漆喰の剥(は)がれ具合もイイ感じで、またすぐ
裏手が海だから俺にとってはタマラナイ、これはもう昭和30年代の
日活無国籍アクションの世界そのもの。鉄の扉の陰から小林旭が、
積まれた麻袋の上から赤城圭一郎が、破れ窓の逆光の中に宍戸錠、
といった面々がシガー咥えて今にも出てきそう。あの頃はまた歌謡
映画の時代でもあってスター連中がみんな歌ったんだ。こんな場所
で。
柳ジョージさん、俺達長年のファンは仲間
内ではジョーさんと呼んでいるがここはうっ
かり気安くジョーさんなんて呼びかけないよ
うに注意しながら撮影前の待ち時間四方山話
などする。こんな時のジョーさんはホント物
静かな紳士。でも歌が始まるとカッコいいの
なんの! 撮影はテンポよく進む。途中監督
(PVの監督)にご挨拶すると、
「私、飯塚の息子です」
とおっしゃる。
「飯塚さん?」
「はい、声優の」
「ン!? あの悪役の?」











