さて、9月公開の『フライング☆ラビッツ』。現存するJALのバスケットボールチーム「フライング☆ラビッツ」に、バスケ初心者の新米キャビン・アテンダントが加わって大奮闘するストーリーだ。石原さんは運動ができなさそうに見えるが、実は体育会系。運動神経は(ダンスや殺陣もこなすように)かなりあるほうだ。


『フライング☆ラビッツ』9月13日(土)より全国公開
(c)2008「フライング☆ラビッツ」製作委員会

 「バスケは小学5、6年生の2年間やってました。私、習い事とかいろいろやってたんです。忙しい小学生でした(笑)。バスケは今回、一から勉強し直しましたね。シュートのやり方も全然違うといわれて。シュートはパスの延長線上で、ボードに当てて入れるのではなくて、パスのようにストンと入れるんだって…」。

 この映画では真木よう子さんと共演もしている。

 「(真木さんは)なんて嘘のないストレートな方なんだろう、と思いましたね。とっても素敵な方でした。私と真木さんだけが初心者で、後は(バスケが)得意な方たちなんです。二人でがんばったけど、『動けない、私』とかおっしゃってました。いちばん好きなスポーツで映画が撮れたし、真木さんとも出会えたし、(JALの)キャビン・アテンダントの実際の研修なんて、この仕事してない限りできないので、食いつくように勉強しましたね」。

 「この映画を撮ったのは去年の今ごろ。2007年の12月に完成した試写を見ましたが、これは見ていただきたい! とてもさわやかな映画です。みんなが再びそろったとき『ウチら、青春したねー』と言い合いました」。

 「バスケは大好きで、プロの友だちもいますし、ロスまでNBAを見に行ったんですよ。2年前。レイカーズ戦を…。NBAは魅せるバスケットですね。どのスポーツよりも展開が速いと思いますし、ゴール決めたときに“スカッ”と音がして分かるじゃないですか。だから絶対バスケの映画はやりたかったですね。『スラムダンク』の(番外編的)最終回を掲載した『SWITCH』も持ってますよ!」。

 これまでの出演映画の中では『包帯クラブ』が抜きんでていた。あの作品に関してどんな印象を持っているのか?

 「堤幸彦監督が大好きなんです…。人柄を含めてすべて。現場で取り組む姿勢というか、出演者を呼んでラッシュ(粗く編集した映像)を見せてくれたり。たぶん同じことをされても堤さんじゃなければ頭に響かなかったりすると思うんです。とにかく、楽しくなかった時間がないほど、すべてが楽しかった作品です」。

 さて、最後に、再び、つかこうへい『幕末純情伝』。

 つか芝居では、(アイドル的立場にあった)女優さんたちが、例外なくレオタード姿など、ヤマ場で肌も露な衣装を着せられることが多い。これまで水着グラビアも一切拒否してきた石原さん、大丈夫だろうか?

 「つかさんが、やれといわれればやります。キスでもラブシーンでも見せ方の問題です…。それくらい気合入っているということです(笑)」。

(写真/山西英二、ヘアメイク/三宅茜、スタイリング/青柳裕美)

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著者

麻生香太郎(あそう こうたろう)

大阪市生まれ。東京大学文学部卒。在学中に歌謡曲の作詞家として活動を開始。森進一、野口五郎、小柳ルミ子、小林幸子、TM NETWORKらに作品を提供した。その後、80年代半ばにエンタテインメントジャーナリストへと転身。以来、20年以上にわたって業界をウォッチし続ける。現在は「日経エンタテインメント!」「テレビ・ステーション」などで連載コラムを執筆中。著書に『ジャパニーズ・エンタテインメント・リポート』(ダイヤモンド社)など。