◇3型液晶とライブビューなど、上位機種と同等の機能を惜しげもなく搭載 キヤノン
EOS Kiss X2

実売価格:
  7万5000円(ボディー)
  8万7000円(レンズキット)
  11万8000円(ダブルズームキット)

発売日:2008年3月21日


 

 キヤノンの「EOS Kiss X2」は、優れたコストパフォーマンスで人気の高いデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital」シリーズの最上位モデルだ。同社の上位機種で採用している有効1220万画素のCMOSセンサーやライブビュー機能、大きな3型液晶モニターを搭載するなど、エントリー機らしからぬ充実した性能を誇る。もちろん、ボディーを小型・軽量にしたり、記録メディアにSDカードを採用するなど、コンパクトデジカメからのステップアップユーザーを取り組むための工夫も随所に凝らされている。

“キスデジ”らしいデザインは健在だが、シルエットはなだらかな曲線を描いており、どことなくプロ向けモデル「EOS-1D」シリーズをほうふつとさせる。背面は、3型液晶モニターの大きさが目を引く。ボタン配置は、従来シリーズと大きく変わっているので、最初は戸惑うかもしれない(画像クリックで拡大)

 3月発売のEOS Kiss X2に続き、6月には「EOS Kiss F」が登場した。こちらは、従来モデル「EOS Kiss Digital X」の後継にあたる低価格機で、EOS Kiss X2と比べて撮像素子が有効1010万画素に、液晶モニターが2.5型に抑えられているのが主な相違点だ。両モデルの価格差は約1万5000円前後で、どちらを選ぶか悩むところだが、再生時の楽しみや液晶モニターでのライブビュー撮影を積極的に行いたい人はEOS Kiss X2がオススメだろう。

EOS Kiss X2(左)を、下位機種として登場した「EOS Kiss F」(中央)や、2005年3月発売の「EOS Kiss Digital N」(右)と比較した。本体サイズや正面からのデザインはほとんど変わりなく、コンパクトなボディーは健在。背面を見ると、EOS Kiss X2の3型液晶モニターの大きさが目を引く。EOS Kiss Fの2.5型液晶と比べても、大きさはかなり違うのが分かる。EOS Kiss Digital Nの1.8型液晶モニターは、歴然とした差を感じさせる(画像クリックで拡大)