注目の「iPhone 3G」の販売価格と月額料金が、ついにソフトバンクから発表された。販売価格はかなりリーズナブルで、月額料金は高くもなく安くもない「堅実路線」といえそうだ。

 ただし、注意点が2つある。1つは、これまでのソフトバンクの料金体系とは異なる点があることだ。 もう1つは、iPhoneの最大の魅力である音楽ダウンロードが、iPhoneからは直接行えない可能性があること。

 そこで、これらの料金面や機能制約に関して、分かりづらい部分をしっかりチェックしてみよう。

ホワイトプラン(i)+パケット定額フルを含んで月額7280円!

 すでに各所で報道されているが、iPhone 3Gでの月額料金は下のように7280円がベースとなる(このほかに端末ローンの支払いもあるが、この点に関しては後編で詳しく解説)。3つの要素があるが、このうち「パケット定額フル」(5985円)と「S!ベーシックパック」(315円)は、iPhone 3Gを利用するにあたって必ず加入しなければならない。

■iPhone 3Gの標準的な月額料金
料金の種類 プラン名称 月々の料金 備考
基本料金 ホワイトプラン(i) 980円/月 1~21時のソフトバンク携帯電話あての通話が無料となる。他社あての通話は30秒21円。ただし「ただともメール」は対象外となる
パケット料金 パケット定額フル 5985円/月 iPhone 3Gでは必ず加入しなければならない。パケット利用はすべて定額で使い放題となり、メール、Web、ダウンロードのすべてが対象となる
ネットワーク
基本料
S!ベーシックパック(i) 315円/月 iPhone 3Gでは必ず加入しなければならない。従来のS!メールではなく、iPhone専用のEメールサービスを提供するものだ(ソフトバンク広報によると、文字数やファイル量に制限はないという)
合計 7280円/月
※iPhone 3G向けの基本料金は、ほかにもオレンジプラン(i)やブループラン(i)があるが、月額基本料がもっとも安く、ソフトバンク同士の通話無料(1~21時)があるのはホワイトプラン(i)のみとなる

 基本料金は「ホワイトプラン(i)」のほかに、auとほぼ同じ「オレンジプラン(i)」と、ドコモとほぼ同じ「ブループラン(i)」もある。ただし、基本料が安く、かつソフトバンク同士の通話無料(1~21時)があるのはホワイトプラン(i)だから、iPhoneユーザーのほとんどは「ホワイトプラン(i)」を選ぶことになるだろう。

 いずれのプランも「(i)」という但し書きが付いているが、基本的な中身は従来のプランと同じだ。ただし、メールのシステムが従来の「S!メール」とは異なるため、名称を変えたという。iPhoneでは、パソコンと同じ容量無制限のEメールサービスが提供され、受信通知サービスもある。そのため、おおむね従来のS!メールと同じと考えていいだろう(ただし、後述するように、ホワイトプランでのメール料金については注意が必要)。