ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による連載。今回は各社から出そろった最新夏パソコンについて。今シーズン、購入して後悔しないモデルはどれか? 戸田氏が鋭い視点で分析する!

 いよいよ各社の夏モデルが出そろってきた。4月22日に富士通の夏モデルが発表された時点の情報を基に、今シーズンのベストバイを考えてみよう。

 ただし、これはあくまでも個人的な予測だが、ダビング10や北京オリンピックなどがあり、もしかすると変則的なタイミングで追加の夏モデルがテレビパソコンで登場する可能性もありそうだ。また、モバイルノートも追加で出てくるかもしれない。

 マニアックな話はさておき、一般的なユーザーが普通に買うのは、いわゆるA4ノートであることは疑う余地がない。ところが、ここ最近、10万円程度の格安ノート一辺倒という市場状況が変わってきた。格安モデルだけでなく、Core 2 Duoを搭載した中級モデルも高い人気を集めているのだ。市場は、やや二極化傾向にあったのが昨シーズンだ。

 今シーズンも、東芝「dynabook TX/65F」、NEC「LaVie L LL750/MG」、富士通「FMV-BIBLO NF/A50」が中級モデルの本命で、15万円程度を中心とした価格帯で激しく競争するだろう。

dynabook TX/65F(東芝)の実売価格は15万9800円。この夏モデルでデザインを一新した(画像クリックで拡大)

LaVie L LL750/MG(NEC)の実売価格も15万9800円。モデルごとで違っていたデザインを統一し、天板がホワイト、キーボード面にホワイトとシルバーのグラデーションを施した(画像クリックで拡大)

FMV-BIBLO NF/A50(富士通)の実売価格は16万4800円とライバルに比べ5000円高い(画像クリックで拡大)

 一方、激安モデルはどうか? やはり昨シーズン同様、「dynabook AX/52F」「FVM-BIBLO NF/A40」あたりが格安ノートとして、下位クラスの人気を集めるはずだ。

 このままなら、過去のシーズンとほとんど変わらないのだが、ここへNECが掟破りのお買い得モデルを投入してきたのだから、たまらない。

dynabook AX/52F(東芝)の実売価格は13万4800円。dynabook TX同様、こちらも今シーズンからデザインを一新した。CPUはCeleron 550(2GHz)となる(画像クリックで拡大)

FVM-BIBLO NF/A40(富士通)は実売価格13万9800円。CPUはCeleron 540(1.86GHz)となる(画像クリックで拡大)