「デジタル侍」(以下、デジ侍)は、写真界において第一線で活躍するデジタルカメラ撮影専門のプロカメラマンユニット。2003年9月に小林義明氏・土屋勝義氏・豊田直之氏・吉田繁氏の4人が集まり、2004年には岡嶋和幸氏、翌年川合麻紀氏が参加。2006年にデジ侍として正式に結成された。同年5月10日から31日にキヤノンSタワービルで開催された写真展『風林火山絵巻』併催のトークショーでは、約300人の動員を記録し話題となった。清水哲朗氏とたかはしじゅんいち氏も加わり、現在のメンバーは8人。デジタル写真の発表やセミナー、合同ブログなどの活動を展開。

 今回は「5人の侍」からデジタルカメラの魅力やカメラの選び方を聞いた。

デジ侍(画像クリックで拡大)

デジ侍結成の経緯

――デジ侍が集まったきっかけと、名前の由来を教えてください。

豊田:デジタルカメラに関する情報交換をしていこうということで、2003年にもともと交流のあった4人で結成しました。そのころは、銀塩カメラからデジタルへの変遷期でいろいろなタイプのカメラマンが出てきており、まるで戦乱の時代のようだと思いました。

土屋:乱世を戦い抜く「侍」として写真界で暴れようではないか、そんなイメージで「デジタル侍」という名前になりました。 まあ、名前を付けて正式に結成した2006年当時、ギター侍とかラストサムライとか、「侍」が流行していたということもありますが(笑)「デジ侍」というネーミングは格好いいですしね。バラバラの分野で活躍していた我々に声をかけてくれたのは吉田さんです。

集まった5人のデジ侍。上列左から、清水氏、豊田氏、吉田氏。下列左から、土屋氏、川合氏(画像クリックで拡大)