ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による連載。今回はMacBook Airについて。戸田氏はMacBook Airを手にするや、早速、BootCampでWindows Vistaをインストール。はたして辛口戸田氏を満足させることはできるのか!?

 Macとしては、初めて日常的に持ち歩けるサイズと重量を実現したMacBook Airだが、そろそろ普通に手に入るようになってきている。Windowsの携帯ノートを使っているユーザーも気になる存在であることは間違いないだろう。その気になれば、Windows Vistaをインストールして利用できるのだ。すると、Mac OSとWindows Vistaが両用できる携帯ノートとして使える。これはなかなか魅力的じゃないか。

 今回は、MacBook Airを借用して、Windows Vistaをインストールし、Windowsの携帯ノートとしての実力をチェックしてみた。

 はたして、実用的な能力はあるのだろうか? 僕自身もドキドキしている。さっそくテストを進めていこう。

今回は、この極薄ノートにWindows Vistaをインストールして使ってみる(画像クリックで拡大)

 まずは、BootCampによるWindows Vistaのインストールだ。MacBook Airは、標準搭載以上の容量にメモリーを増設できないが、2GBなので十分であろう。HDDも80GBと、やや心細い容量だが、そこは携帯ノートだけにヘビーに使わない割り切りをすれば、どうにか我慢できそう。ということで、標準状態でのインストールを実行した。

 ただし問題は光学ドライブがないことだ。たまたま手元にあった、Windowsマシンで使っているUSB接続の外付けDVDスーパーマルチドライブでテストしてみたのだが、残念ながらインストールはできなかった。MacBook Airでも普段使いのドライブとしては利用できるのだが、ブートができないのだ。

別売りとなるMacBook Air用の外付けDVDドライブ。実売価格は1万1800円。今回はこれを使ってWindowsをインストールした(画像クリックで拡大)

 もちろん、用意周到にMacBook Air用のスーパードライブを借りていたので、問題なくインストールできた。ちなみに、この外付けドライブを初めて見たのだが、スリムかつ、まるで金属の固まりのような質感の高さで、とても物欲をそそられたことを報告しておこう。

 作業時間は2~3時間程度。世間で言われているように、確かに簡単である。だが、初めてMacを買ったあまり知識のないユーザーにとっては、そうたやすくはない。Windowsのインストール作業にとりかかる前に、BootCampのヘルプからマニュアルを印刷してじっくりと作業することをおすすめする。