今回のターゲットは1万円超クラスの高音質ヘッドホン。3000円以下の普及帯モデルが多数並ぶなかでは非常に高価な印象を受けるが、さくらや川崎店では入荷したら即日売り切れるような大ヒットモデルもあり、決して高嶺の花という位置付けではない。ホームオーディオでいい音を追求していくと、スピーカーだけで100万円は軽く突破する。そう考えれば、最高クラスの音が1万〜2万円で楽しめるのは、かなりお得なジャンルといえるだろう。

 同店2階でオーディオコーナーを担当する大澤氏は「メーカーの音の個性が際だつのは、やはり最新技術を搭載した1万円以上のモデルとなります」と語る。下記の売れ筋モデルを通して、その個性をチェックしていこう。

●オーバーヘッド型売れ筋ランキング
1位 ATH-ES7 オーディオテクニカ 1万4800円(10%ポイント)
 中高音の再生に強いポータブル向けの製品。出力音圧レベルは100dB/mWで、再生周波数帯域は5〜3万Hzとなる。重量は約160g。
2位 MDR-Z700DJ ソニー 1万3440円(10%ポイント)
 低高音域に強いプロDJ向けのヘッドホンで、重量は約300g。出力音圧レベルは107dB/mWで、再生周波数帯域は5〜3万Hz。
3位 ATH-A900 オーディオテクニカ 2万790円(10%ポイント)
 高音の出力が特に評価の高いプロ仕様のシリーズ。出力音圧レベルは101dB/mWで、再生周波数帯域は5〜4万Hz。重量は約350gとなる。
●インナーイヤー型売れ筋ランキング
1位 HP-FX500 日本ビクター 1万4800円(10%ポイント)
 木製の振動板を採用した世界初のヘッドホン。カナル型で、重量はコードを含まず約7.5g。出力音圧レベルは100dB/mW。
2位 ATH-CK9 オーディオテクニカ 1万7800円(10%ポイント)
 カナル型の高級ヘッドホン。出力音圧レベルは104dB/mWで、本体のみの重量は約5g。ブラックとホワイトの共に売れている。
3位 MDR-EX90SL ソニー 9980円(10%ポイント)
 高低音が強い“ソニーサウンド”を聴かせるカナル型ヘッドホン。出力音圧レベルは106dB/mWで、重量は本体のみで約7g。

 オーバーヘッド型はポータブルからプロDJ向きまで、幅広いモデルが売れている。いっぽうのインナーイヤー型は、最近カナルタイプに人気が集中しているという。

さくらや川崎店 2階のヘッドホン売り場。改装したばかりで試用機は少なめだが、今後徐々に増やしていく予定だ(画像クリックで拡大)

※なお、表や写真で掲載している価格とポイントは、2008年3月6日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。