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トップスのベージュとボトムのイエローはともに肌の色に近いため、合わせやすい。全体的に優しい色合いのコーディネート(クリックで拡大すると、各アイテムのブランドなどのデータが見られます)(画像クリックで拡大)

 今年の春は、イエローが人気のようだ。

 今までは差し色として使われてきたが、今年はメインカラーにする人が多い。コレクションブランドやセレクトショップのオリジナルブランドでも今年の春夏向け商品に多用されており、一気に広まる可能性がある。

 秋冬モノは単価が高く価格的に冒険をしにくいという理由と、モード系ブランドの人気でジャケット、コートなどの重衣料はブラック・グレー・ホワイトといった無彩色がトレンドだった。この反動から、鮮やかな色が注目を浴びるようになったわけだが、イエローの人気は実は予想されていた。

 「流行色」という言葉を聞いたことがあるかもしれないが、これは国際流行色委員会という機関が、市場調査や加盟国が提案する色などをもとにトレンドカラーを選定する。これを参考に、JAFCA(日本ファッション協会 流行色情報センター)が国内の動向調査・実シーズンを見据えたライフスタイルトレンドを考慮したうえで、日本独自のものを発表する。これを受けてアパレルメーカーは、商品企画に採用するのだ。(ちなみに07年秋冬の流行色はブラック、グレーなど)

 今年の流行色であるイエローは黄色人種の日本人に似合いやすいということで、色モノとしてはひときわ人気がある。また、「軽い色」というイメージがあり、淡いイエローなら優しく可愛らしい雰囲気に、ハッキリしたイエローならインパクトが与えられるなどと、彩度によってイメージが全く異なるのも特徴。しかも、その濃淡を問わず肌の色に対してなじみやすいので、取り入れやすい。