大問題となった倖田來未の“羊水発言”

 このコラムが公開される2月12日頃にはすでに忘れられているかもしれないが、倖田來未の失言騒ぎはインターネットの影響力を考える意味で興味深いものだった。本題に入る前に、簡単に騒動を振り返ってみよう。

 倖田の“羊水発言”が流れたのは、1月29日深夜、正確には30日の午前1時から放送されたニッポン放送「倖田來未のオールナイトニッポン」の冒頭だった。関西弁の笑いを誘うニュアンスは文章では表現しきれないが、失言部分を書き起こすと以下のような発言があった。

「やっぱ子供の話をしてましてね。なんかこう、ま、ウチのマネージャーが結婚しまして。でーまーちょっとぉ、いつ子供作んの? みたいな話とかしててね。やっぱこう、そろ、3、ま、やっぱ、35ぐらいまわると、あのぉ、おーお母さんの羊水が腐ってくるんですね(笑)。なので、ちゃう、本当に(笑)。いや、例えば汚れてくるんですよね。だから、できれば35までに子供を作ってほしいなぁっちゅう話をね、ちょっとしてたんですけれども」

 この発言がきっかけとなってネット上で倖田バッシングが始まり、彼女がイメージキャラクターを務める化粧品のWebサイトが一時閉鎖になったり、公式サイトに謝罪文が掲載されたり、さらにはアルバムの宣伝活動が自粛となったりと波紋が広がっていったわけだ。

「1月29日(火)、New Album「Kingdom」の発売を記念して、倖田來未がオールナイトニッポンパーソナリティに初挑戦!!」とある予告のホームページ。すでに抹消されて「Google」のキャッシュに名残を残すのみだ