ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による連載。今回は、iPod touchのソフトウェアアップグレードについて。アップグレード料金は2480円。これでメール、マップ、天気、メモ、株価の機能をiPod touchで使えるようになる。確かに便利だ。しかし、ちょっと待て。あえてお金を支払ったのだから、戸田氏は物申さずにはいられない!

 以前「ひどい使い方」でも紹介したように、僕はiPod touchを愛用中だ。さて、今回発表されたソフトのアップグレードを早速試してみることにした。はたして、その価値はあるのだろうか?

 この種のツールでソフトがアップグレードされるのはあまり多くない。そういう意味では、とても良心的なサービスといえるだろう。

 アップグレードの作業は簡単そのもので、iTunes経由で2480円を支払って、プログラムを追加する。機能として追加されるのは、メール、マップ、天気、メモ、株価の5つだ。

 全体を通じて言えることは、とにかくデザインが格好いいということ。なぜか、アップルがやることすべてが美しく見えてしまう。新アプリはどれもビジュアライズされていてスタイリッシュだ。メールを1通読むだけでもクールに見えるから不思議だ。Windows Mobileの画面と比べると、特にそう感じてしまう。例えばメールを削除するとき、ゴミ箱に画面が吸い込まれていく! なんでまあ、ここまで無駄な演出をしてくれるのだろう。嬉しくて身もだえている人も多いだろう。

 今回のアプリケーションはすべて無線LANの利用が前提になっている。何も知らずに買うユーザーはほとんどいないだろうが、購入までのステップでも、無線LAN環境が整っていないとほとんど活用できないという記述は見あたらない。このあたりは、超初心者にとって優しいとは言えないだろう。

新機能のインストールは簡単。iTunes経由で支払いも済ませられる(画像クリックで拡大)