BRAVIAだけでなく他メーカーのテレビでも使えるネットワークユニット

 2008年に向けて普及を期待したいデジタルAVのサービスとして、インターネットを使った映像配信への期待を挙げる人も多いだろう。映像配信サービスには2005年開始の「オンデマンドTV」、2005年4月にスタートしたUSENグループの「Gyao」、2007年9月からはインターネットの映像配信サービス「アクトビラ ビデオ」も登場し、事業者の数が増えつつある。

ソニーのネットワークTVボックス「BRX-NT1」(実売価格2万9800円程度)。同社の液晶テレビ「BRAVIAシリーズ」専用周辺機器ではなく、他社のテレビとの組み合わせでも使える(画像クリックで拡大)

 対応ハードウエアに目を向けると、ほとんどのサービスで映像配信に対応している機器はPCと専用STB(セットトップボックス)中心。「アクトビラ」はテレビ標準の機能として各社対応を予定しており、昨年発売された松下電器産業のプラズマテレビ「VIERA PZ750シリーズ」に標準搭載されたほか、東芝の液晶テレビ「REGZA Z3500シリーズ」もアップデートによって対応した。

 このような状況を踏まえて今回取り上げるのは、ソニーのネットワークTVボックス「BRX-NT1」だ。テレビの周辺機器としてメーカーを問わず使えるのはもちろん、各種映像配信に対応する製品としても貴重なものだ。映像配信の“今”を垣間見られる製品として、その機能をテストしてみよう。

 ソニーが発売したBRX-NT1は、同社の液晶テレビ「BRAVIAシリーズ」への取り付けも可能な小型の周辺機器だ。実際の機器としては単体で動くチューナーのようなもので、有線LANのネットワークに接続してHDMI端子、D端子でテレビにつなぐとすぐに利用を始められる。

本体はネットワーク機能のみで小型。BRAVIAへの取り付けも可能な設計で取り付けパーツも同こんされている(画像クリックで拡大)

通常はHDMI端子とLAN端子だけをつなげば事足りるため、背面端子を必要最小限に抑えている。HDMIケーブル、LANケーブルも同こんする(画像クリックで拡大)

本体サイズは10×18.4×12.5cm。設置面積はDVDやBDのパッケージよりわずかに小さい程度だ(画像クリックで拡大)

リモコンはテレビも操作できるタイプ。ソニーのレコーダーなどを使っていればおなじみのデザインだろう(画像クリックで拡大)

 BRX-NT1が対応する映像配信サービスは、公式サイトによると「eyeVio(アイビオ)」、「アクトビラ ビデオ」、「オンデマンドTV」、「GYAO(ギャオ)」、「GYAO NEXT(ギャオネクスト)」、「クラビット・アリーナ」、「G-CLUSTER(Gクラスタ)」と現在提供されている主要サービスを網羅する。

 製品は映像配信サービスを利用する以外の機能はほぼ無いので、使い方は明快だ。どんな映像配信サービスを使えて、どれだけの番組にアクセスできるのか。今回はBRX-NT1を使って対応する各サービスにアクセスし、それぞれの特徴を紹介しながら利用してみよう。