“異例づくし”の「単体レコーダー」
大画面テレビと合わせて購入するアイテムとして人気のデジタルレコーダー。2007年冬商戦に登場したBlu-ray(BD)対応の最新モデルはレコーダー全体のシェアのうち20%を占め、店頭でも売り切れが続出するほどの人気アイテムとなっている。
現在BDレコーダーを発売しているのは、ソニー、松下電器産業、シャープの3社。このうち、特に個性的な製品を展開したのが液晶テレビの雄・シャープで、「VHSテープの代わりにBDメディアを使う」という新発想(?)に度肝を抜かれた人も多いだろう。もっとも、これが売れているというのだから馬鹿にできたものではない。
今回は良くも悪くも個性的で新発想なシャープのBDレコーダー「BD-AV10」を取り上げて「どれだけVHS感覚で使えるのか」を中心にレポートしてみよう。
お手軽(?)な用途を目指して発売されたBD-AV10最大の特徴は、HDDを内蔵しないBDの“単体レコーダー”であることだ。さらにそれだけに留まらず、従来のデジタルレコーダーにあった様々な機能を削ぎ落とすことで「ビデオよりカンタン操作」というコンセプトを具現化している。
記録に対応するBDメディアは、「テープ間隔で繰り返し使えるメディア」であるBD-RE(1層25GB/2層50GB)のみで、一回だけ記録するBD-Rには非対応。さらに従来のレコーダーで利用していたDVDメディアへの書き込みにも非対応と、実に潔い割り切りをしている。このあたりの使用感は、改めて後で述べよう。
もちろん、BD-AV10は単純に機能を削っただけの製品ではない。次のページから、ビデオ感覚で使うために作られたBD-AV10なりの操作感を検証してみよう。











