●バッファローのネットワークメディアプレーヤーでホームネットワークに挑戦!

 テレビとセットで使うデジタル機器は、デジタルレコーダーやシアターラックなどといったAV機器のほか、PC周辺機器から進出してきた製品も存在する。今回はその一つとして「ネットワークメディアプレーヤー」と呼ばれる製品を取り上げよう。

 ネットワークメディアプレーヤーとは、「テレビとつないでパソコンの動画・音楽・写真をLAN経由で再生」するためにPC周辺機器として登場した製品だ。パソコンのテレビ録画機能で保存してある動画や音楽を、テレビを見ながらAV機器感覚で操作して再生できるというもの。DLNA(デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス)に準拠した製品もあり、家庭内の機器に保存された様々なメディアの相互接続もサポートする。

 今回はネットワークメディアプレーヤー製品群のうち、バッファローの「LinkTheater LT-H90WN」を導入して実際に活用してみよう。

今回取り上げるのはバッファローのネットワークメディアプレーヤー「LinkTheater LT-H90WN」。実売価格は2万9800円前後(画像クリックで拡大)

パソコン内の動画や音楽、写真をネットワーク経由でテレビ再生できる

 LinkTheater LT-H90WNの機能の全容を説明していこう。 LT-H90WNは、動画・音楽・写真をネットワーク経由で再生するネットワークメディアプレーヤーだ。実際に再生できる型式は後ほど触れるが、ネットワークの種類としてはPCとの連携に便利な独自のアプリケーションソフトによる連携と、AV機器などに採用例の多いDLNAの両方に対応している。

 ネットワーク機器として見ると、無線LANの最新規格であるIEEE802.11nと有線LANの両方をサポートしているため、様々な家庭内LANの環境に導入できる。さらに前面にはUSB端子も搭載しており、ネットワークをつないでいない環境で本機に直接デジカメ画像を読み込ませるような使い方もできる。

本体にはDVDドライブもないシンプルなデザイン。駆動部がないため重さも軽めだ(画像クリックで拡大)

背面端子は基本的にはHDMI端子と電源ケーブルだけつなげばいい。必要に応じてD端子や光デジタルなどの音声もつなごう(画像クリックで拡大)

本体はテレビラックの上の空いたスペースに置いても丁度いいサイズだ(画像クリックで拡大)

日本語表記のリモコンが付属。デザインも洗練されていて使いやすい(画像クリックで拡大)

 使い方がピンと来ない人に改めて説明すると、LinkTheater LT-H90WNは「ネットワークを使ってPCのファイルを再生したい」「ネットワークを使ってDLNAのコンテンツを再生したい」「USBを使ってメモリーカードのコンテンツを再生したい」──以上のうちどれかハッキリとした目的を持った人に向けた製品で、単体で完結する製品ではないということをハッキリと断っておこう。ネットワーク再生をするメリットは、例えば書斎とリビングといった家庭内の離れた部屋でも、場所を気にせず一つのネットワークとして扱えることにある。

 実際の使用法は、付属のリモコンを使ってテレビに向けて操作するだけと簡単だ。早速次のページからセットアップを始めてみよう。