女子高生が勉強しないのはケータイのせい!?
今時の青少年のインターネット利用の実態はどうなっているのだろうか。内閣府は、その一端をうかがわせる資料とも言える「第5回情報化社会と青少年に関する意識調査」を12月12日付で発行した。
新聞各紙は「女子高生の携帯電話によるネット利用は1日平均2時間」という部分に着目していたが、元の調査資料を見てみるとケータイを含め、インターネットが与える青少年への影響は小さいことが分かる。
調査の概要は内閣府のサイト、青少年に関する調査研究等で公開されている。調査対象の青少年は、10歳から17歳までの1191人と、18歳から29歳までの1227人の2グループだ。
高校生までのグループで時間的占有率の高いメディアは、なんと言ってもテレビだ。平均で160分から180分を費やしているのだから毎日3時間近くテレビを見ていることになる。女子高生の場合、これに加えてケータイでインターネットを使う時間が約2時間。単純に合算すれば、テレビ視聴時間とケータイ利用で5時間近くなるのだから、授業と睡眠を除いた時間の大半をテレビとケータイに費やしていると言えそうだ。
そうなると、残りの時間でどのくらい自宅学習できるだろうか。「1日の平均的な学習時間」によれば「勉強しない」「30分くらい」「1時間くらい」の合計は男子高校生が68.5%、女子高校生で65.8%。そのうち「勉強しない」と答えた男子が27.9%、女子が24.1%もいる。これは、同じく「勉強しない」と答えた中学生の3倍近い数字だ。テレビの視聴時間がそれほど変化していないことを考えると、ケータイやパソコンででネットに費やしている時間が増えたしわ寄せのようにも思える。











