最新機種はサクサクでワクワク

 VGA動画対応の最新機種が続々と届いた。今回はその“前編”として、NTTドコモ905iシリーズにターゲットを絞ってテスト結果をお伝えしたい。スペースの都合で簡単なレビューになってしまったが、テストの詳細は徹底レビューとして、近日中にドドーンと掲載する予定だ。

 早速、届いた最新機種を起動してテスト。使ってまず感じたのは、動きが軽快だということ。カメラの起動から始まり、メモリーカードへの書き込み、読み出し。もちろんそれだけではなく、すべての機能における一挙一動がスピーディーなのだ。私が使っている「SH901iS」はずいぶん前の機種のため、動画はおろか静止画撮影、メモリーカード内の画像の読み込みに時間がかかる。だからそう感じるのかもしれないが、905iシリーズは何をやってもサクサク動く。これなら、気軽に撮影したくもなるじゃないか。

 今まで携帯電話の動画機能をあまり使わなかった人は、私と同じで携帯電話の動画機能に多少のストレスを感じていたのではないだろうか。しかし、最新機種の素早いレスポンスなら、「ちょっと動画を撮ってみようかな」という気分になってしまう。最新機種は機能も増えているが、使い勝手が良くなって別のツールのようにも感じる。そしてどんどん使ってみたくなるのだ。

 そんな最新機種、NTTドコモ「905iシリーズ」は世界中で使える「WORLD WING」対応とか、録画の可能なワンセグ機能とか、GPS+地図アプリとか、なんだかいろいろな機能が魅力的。しかし、この企画では動画機能のみをテストしているのでひとつご了承願いたい。

コントラストと彩度がやや高く
派手な仕上がりの「D905i」

 スライド式ケータイとしてすっかり定着したスタイルを持つ「D905i」。メインカメラの有効画素数は約320万画素。VGAサイズまでの動画撮影が可能で、MPEG-4およびH.264のコーデックが選択可能。H.264は「高画質」とされていて、ファイルサイズも大きく画質も若干良い印象だ。

 VGAサイズの撮影では、カメラを横にした状態で撮影する。録画ボタンは、シャッターボタンにあたるサイドのボタンで操作できるものの、メニュー画面は縦位置のままなので操作に違和感があるのが残念。録画状態表示(●REC、■STANDBY)と録画可能時間のみ横位置表示に追随している。

 実際の画質は、コントラストと彩度がやや高く派手な仕上がり。音もよく拾っていて、ちょっとでも風が吹いていると風切り音がずいぶんと乗ってしまうほど。激しい動きに対する処理も上等で、かなりスムーズな描写になっている。フレームレートは約25fpsを維持している感じだ。

VGAサイズの撮影やフルスクリーンモードでは、カメラを横位置にして撮影。メニューは縦位置のままなので、操作には慣れが必要かもしれない(画像クリックで拡大)

コントラストや彩度が高めだが、解像感があり、動きはなめらかだ(画像クリックで拡大)

■スペック(メインカメラ、メイン液晶)
撮像素子/有効画素数 CMOS/約320万画素
動画記録形式/サイズ MP4、ASF/640×480
対応メディア/最大対応容量 microSD/2GB
ディスプレイサイズ/解像度 約3.1インチ/480×864
サイズ(高さ×幅×厚さ) 110×49×18.7mm
質量 約132g