買おうかどうか、ずっと迷っているカメラがある。ソニーのα700だ。性能や機能もさることながら、デザインに惚れてしまった。ボディキャップ中央にオレンジ色で描かれたαの文字。マウント部分にもオレンジ色の縁取りがある。獅子座のラッキーカラーはオレンジ色だと子供のときに知ってから、意識し続けているせいだろうか。

 ところが、一部の雑誌の記事では評価が低い。値段に照らして画質があまり高くないというのだ。困った。デザインだけでカメラを買ったのでは、職業柄まずい。ただでさえ格好から入るタイプだと思われているので、汚名に磨きを…ではなく、さらに汚してしまうことになる。そこで実機をテストしてみることにした。

レンズをズームに付け替えて撮影。焦点距離42mm相当。絞り優先オートの撮影だが、全く問題がない

 新製品発表の会場で一度手にしているのだが、改めて手にしてみるとしっくり馴染む。ズームレンズのDT16-105mmと組み合わせて、約1200gの重さがちょうどよい。レンズキットの実売価格は22万5000円程度。キヤノンのEOS40Dレンズキットが17万円前後で売られていることと比べると確かに割高ではある。どちらもマグネシウム合金をボディに使っている。α700のほうがEOS40Dよりも凝った形状をしており、剛性感があるような気がする。少し高い所から落としてみれば違いが分かると思うが、そんなことをしたら、もう機材を貸してくれなくなるのでやめにした。