横浜ベイサイドで行われた「ケータイ映画」の祭典

 12月7日(金)〜9日(日)に横浜で開催された「ポケットフィルム・フェスティバル in Japan」(http://www.pocketfilms.jp/ja/)に行ってきた。今回はその模様をレポートしたい。

 やや強い風で気温は低いものの、雲ひとつない快晴のイベント日和。レジャースポットとしては有名な「みなとみらい」の近くに会場はあった。横浜ベイブリッジを一望できる東京藝術大学新港校舎に特設会場が設けられ、作品の上映やシンポジウム、ワークショップなどが行われていた(やや離れた別会場でも上映されていた)。

12月7日(金)〜9日(日)に横浜で開催された「ポケットフィルム・フェスティバル in Japan」(画像クリックで拡大)

 天気のいい週末で周辺には遊園地やショッピングモール、シネコンなどもあり、家族連れが目立つ。そうそう、あの有名な横浜赤レンガ倉庫http://www.yokohama-akarenga.jp/もすぐ近く。駅からはやや距離がある会場ということもあり、どれだけの人が訪れるのだろうかと思っていたが、いやいや会場は盛況。オシャレな若者たちを中心に、幅広い年代の人たちが会場に足を運んでいた。

 新港会場では、300人収容と150人収容の2つのスタジオ、3つのギャラリーで作品が上映されていた。特に人気だったのはモバイル・ディスプレイ、つまり携帯電話の画面で上映されるキャラリーだ。携帯電話の画面にエンドレスで上映(再生)される作品。1つの携帯電話には2つのヘッドホンが接続され、2人同時に視聴できる。じっくりと作品を見ている人が多く、どこも人でいっぱいだった。

 モバイルディスプレイのギャラリーで上映されていたのは、公募で集まった一般の作品。公募作品はこのモバイルディスプレイ部門だけでなく、スクリーン上映部門を合わせて404作品が集まったという。2007年9月21日〜11月5日の約1カ月半という短い期間に、日本だけではなくアジアやヨーロッパなど全18カ国から作品が寄せられた。その中から一次審査を通過して、スクリーン部門25作品、モバイルディスプレイ部門23作品が上映されていた。

暗いシーンでも作品が見やすいように、間接照明で構成されたモバイル・ディスプレイのギャラリー。12台の携帯電話が設置されていた(画像クリックで拡大)

ひとつの携帯電話で、いくつかの作品がエンドレスで上映される仕組み。2つのヘッドホンが接続されているが、ほとんどの来場者は友達同士やカップルばかりだったので、仲良く2人で作品を見ていた感じ(画像クリックで拡大)