撮影場所が決まらない。目当てにしていた公園には先約があり、会社のスタジオはふさがっている。天気予報によれば、当日は雨の確率50%。じゃあ撮影を延期しますかというわけにはいかない。テスト機種は前回に続きキヤノンEOS 40D。決まりました。カメラが軽量であることを生かして、日経BP社周辺でスナップショットにしよう。

 まず、撮影場所に選んだのは、近くのビルの1階にある生花店。何回かお願いしていることもあり、今回も気軽に応じてくれた。稲穂の前で、まず1枚。弊社のスタッフが「またやってるな」という好奇の目をしながら通り過ぎていく。仕事なんですけど…とつぶやきつつシャッターを切る。人のせいにするわけだけれど、人通りが多く落ち着かず、背景を整理しきれていない。背景に偶然、赤い実が写り込み、ちなちゃんが不思議な髪飾りをしているように見えてしまったのは、筆者が注意不足だったため。スナップの教訓1、どんな状況であってもファインダーの隅まで神経を行き届かせましょう。

本文でも書いたように、背景にある赤い実の存在を見落としていた。このため不思議な髪飾りをつけているように見える。ちなちゃん、ゴメンナサイ コスモスと一緒に俯瞰して撮影。広角でせまるように撮るより、準広角で離れて写したほうが落ち着いた写真になる

 今度はしゃがんでもらって、コスモスと一緒に1枚。上から見下ろすショットは、女性写真の定番。プロポーションが悪くならないように、広角からズームさせて標準レンズに近い画角で撮影する。光量が少なかったのでレフ板で補っている。その点では純粋なスナップ写真とは言えない。