これがアキバ土産としてこれから定番になりつつある(?)麻生議員のクリアファイル。各色300円。(画像クリックで拡大)

 日本のアニメやマンガなど、サブカルチャーの良き理解者として若者から絶大な支持を得ている自民党の麻生太郎議員。毎週購読するマンガ誌は10数誌、2006年と2007年の自民党総裁選では東京・秋葉原で演説を行い、2ちゃんねるにもたまに書き込む−−。これまで考えられなかったような視点から日本を見つめる、ニュータイプの政治家だ。また、ゲームやアニメにもなったマンガ『ローゼンメイデン』を読んでいるという噂から、“ローゼン麻生”と愛称が付けられるなど、妙な愛され方もしているのも面白い。

 そんな麻生議員だけに、関連グッズも登場して世をにぎわせている。土産商品などを手がける株式会社大藤は、「太郎ちゃんの牛乳カステラ」や「太郎ちゃんの暴れまがり明太子せんべい」を発売。これに続き、今年8月には全3種類の「太郎ちゃんフィギュアストラップ」をオマケにした「ちょい不良おやじ太郎ちゃんの漫画王」、9月にはオリジナルめんこを同こんした「てやんでぃ! 太郎のげんこつ飴」を発売している。特に「麻生人気」の高い秋葉原では定番のお土産となっているようだ。

 また、インディーズではあるが、アーティストの堀内"HOLLY"圭三氏が麻生議員の応援ソング「I LOVE JAPAN」のCDを制作、Amazon.co.jpを通して販売中だ。Amazon.co.jpのユーザーレビューには「太郎さんも口ずさんでいましたよ」「曲もいいが、とりわけ詩がいい」「今、アキバで大人気の『麻生太郎議員』のイメージを確実にとらえている」と絶賛の声が並んでいる。草の根から政治家の応援ソングが登場すること自体、珍しいことだろう。

 こうした中、ジワジワと人気を集めているのが、麻生議員のファンを公言するデザイナーのMaiko Kissaka氏が制作したクリアファイルだ。そのデザインは、麻生議員が「射撃の名手」であることにかけて迷彩柄を採用。「逃げも隠れもできないほど目立つキャラクターの麻生氏が、迷彩の中にカモフラージュされている面白さ」(公式ページより)という意味を込めた、麻生議員への熱い思いの詰まった一品だ。カラーバリエーションはオリジナルバージョン(迷彩柄)、いちごチョコバージョン(ピンク×チョコレート色の迷彩柄)、バナナチョコバージョン(イエロー×チョコレート色の迷彩柄)の3種類が用意されている。

 このクリアファイル、もともとはMaiko Kissaka氏が趣味で自費制作した「インディーズ」モノだったが、麻生議員本人からのお墨付きを得て、現在は株式会社ヤマジと共に立ち上げたブランド「ASSORTED PRODUCTS」を通して販売中だ。当初はネットだけの限定販売だったが、10月からは秋葉原のグッズやお土産の販売店「goodman&merci メイド倶楽部」でも販売がスタート。秋葉原の定番お土産になる日も近い……かもしれない。

(文/池田豪彦;narinari.com