薄型テレビは液晶、プラズマを問わず基本性能がほぼ確立され、「画質と音質をどう生かすか」という個性の時代に入ったと言えるだろう。三菱電機の「REAL MZWシリーズ」は、そのような個性派の液晶テレビだ。本機は、同社の液晶テレビREALシリーズの最新モデルである。従来モデル「MZシリーズ」の上位機種にあたり、REALシリーズのハイエンドモデルという位置付けになる。

 REALシリーズは以前から高画質指向で、2007年春に発売されたMZシリーズで業界初の10ビットフルハイビジョンパネルを採用している。また、x.v Colorや広色域(NTSC比102%)パネルの採用も春モデルですでに実現している。世界最小幅のスリムフレームもREALシリーズの特徴と言えるだろう。

 本機は、こうしたREALシリーズの機能を継承しつつ、倍速(120MHz)駆動に対応した最新のフルハイビジョンパネルを採用している。「DIAMOND Panel」とネーミングされた新パネルの最大の特徴は、パネル表面に施された「光沢コート」にある。

三菱電機が2007年10月21日に発売した「REAL LCD-H40MZW75」。40V型でフレーム幅25mmという省スペースデザインを実現しており、周囲のフレームに煩わされず映像に集中できる。スリムフレームは、液晶パネル端に必要な回路基板にフレキシブル基板を採用し、後方に折り曲げて作られている。これは複数のモニターを切れ目なくつなげる、同社の業務用マルチディスプレイの技術を生かしたフォルムだ。画面下の滑らかな曲線は、和風に刀をイメージしたデザインを採用している(画像クリックで拡大)