マイクロソフトは2007年9月29日、新OS「Windows Home Server(英語版)」を発売した。秋葉原の複数ショップでは深夜販売が行われるなど、盛り上がりを見せた(ニュースはこちら)。筆者も深夜販売で早速購入してみたので、速攻レビューをお届けしたい。

日本語で明記されている通り英語版だが、日本語の利用は可能だ。OSの入ったDVDのほか、クライアントPC(ネットワークでサーバーに接続するパソコン)用のCD-ROMや、PCを復旧するためのCD-ROMが付属する。今回購入したのはDSP版の初回限定パッケージ。日本語の簡単なマニュアルとオマケのシールが付属する(画像クリックで拡大) 発売当日に秋葉原で購入者やイベント参加者に配られていた缶コーヒー(画像クリックで拡大)

名前の通り家庭用サーバーOSの「Windows Home Server」

 Windows Home Serverは、画像や動画などのデジタルコンテンツや文書ファイルなどを、家庭内のパソコンで管理・共有するための家庭用のサーバーOSだ。市販のNASと呼ばれるネットワークハードディスクでも同様のことはできるが、Windows Home ServerはPCベースなので、HDDの増設が簡単だったり、サーバー用ソフトをクライアントPCにインストールすることで新機能を追加できたりするのがメリットだ。

 操作は慣れ親しんだWindowsのユーザーインターフェースでできる。こうして保存したファイルは、家庭内ネットワークで接続されたほかのPCや同社の家庭用ゲーム機「Xbox 360」などから利用できる。リモートアクセス機能を使えば外出先のPCからアクセスして利用することも可能だ。貯まっていく一方のデジカメ写真や音楽ファイルを保存、管理しておくのに最適なOSというわけだ。

 また、高度なバックアップ機能を備えており、決められたスケジュールに従ってネットワークで接続されたほかのPCを丸ごと(HDDの内容を丸ごと)バックアップできる。特定のファイルやフォルダが復元できるだけでなく、起動できなくなってしまったPCを丸ごと復元できるわけだ。ちなみにPCなどにプリインストールされた状態での販売が基本だが、自作ユーザー向けにDSP版としてパッケージ販売もされている。FDDやHDDなどのパーツ類と一緒に購入可能だ。価格はFDDとのセットで2万5000円前後。