マイクロソフトは、すべての人々が安全に利用できる“信頼できるコンピューティング”環境作りを目指して、様々な活動を行っている。

 特に最近は、パソコンや携帯電話でインターネットを利用する小中学生の増加に伴い、児童ポルノや出会い系サイト、自殺やいじめの掲示板など、子どもを狙う悪質なネット犯罪につながるサイトが急増している。同社は、こうした危険から子どもを守ることを目的として、様々な啓蒙活動、自治体や様々な業界との連携、サービスの提供に取り組んでいる。

 その1つに「インターネット安全教室」がある。ネット犯罪から身を守り、インターネットを正しく安全に利用するためのマナーや、いざという時の対処方法などを親子に分かりやすく説明、指導するというものだ。2004年から実施しており、2006年からは「親子で学ぶインターネット安全教室」としてオンラインコンテンツを用意。開催を希望する学校などを募集して訪問セミナーも行っている(現在は募集は行っていない)。

ヒーローが教えるインターネットのマナー

 8月22日、総務省で「ネット利用の安全と未来フォーラム2007」が開催され、その一部としてインターネット安全教室が開かれた。

 教室の内容は、以前に掲載された記事とほぼ同じ。俳優で「魔法戦隊マジレンジャー」などに出演した市川洋介氏と、マイクロソフトの石井恵子氏が講師を務め、インターネットはとても便利である半面、そこには危険も潜んでおり、利用する上で大切なマナーがあることを丁寧に説明した。子どもたちは保護者と一緒に、実際にパソコンを操作してクイズなどに答えながら熱心にインターネットの安全な使い方を学んだ。

参加者は小学1年生から6年生まで幅広かったが、「インターネットで何をしていますか?」という質問には、調べものをする、メールをすると答える子どもが多かった。中には動画共有サイト「YouTube」を見ているという子どももいた(画像クリックで拡大) 講師を務めた俳優の市川洋介氏。2005年に放映された「魔法戦隊マジレンジャー」にマジシャイン役で出演していた。ブログも開設している。教員資格を持っており、子どもたちへの教え方も丁寧で臨機応変。子どもたちも熱心に話を聞いていた(画像クリックで拡大)

 市川氏は最後に3つのことを覚えて欲しいとして、「インターネットで知り合った人には、絶対に1人で会ってはいけない」「インターネットに個人情報を書き込んではいけない」「人の嫌がることや傷つけることは書き込んではいけない」と述べた。