大画面テレビの登場と同時に、地上デジタル放送や次世代DVDなど画面に映すソースもハイビジョン化が進んでいる。高精細なテレビの実力を出し切るには、ソースとなる映像も高精細である方がよい。
例えばハイビジョン録画対応のDVDレコーダーの場合、標準画質のDVDを再生する際にはアップスキャンコンバート機能、つまり標準画質の映像をハイビジョンにコンバートして高画質に再生する機能が定着しつつある。それでは、ゲーム機のように標準でアップスキャン機能を搭載しない映像を高画質に楽しむには、どうすればよいのだろうか。
今回は、そんな悩みを解決する一つの手段として「HDオプティマイザー」を紹介する。任天堂のWiiやソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション2(PS2)といった標準画質のゲーム機をターゲットに、アップスキャンコンバート機能の実力を探ってみよう。
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| AHSが発売する「HDオプティマイザー」。直販サイトの予約価格は4万4800円 |
「HDオプティマイザー」とは、独立して機能する外付けのアップスキャンコンバーターだ。例えばゲーム機と接続して使用する場合、ゲーム機からの映像出力を「HDオプティマイザー」の映像入力端子に接続して、「HDオプティマイザー」の映像出力端子からテレビに接続する。つまり、高画質化するソースの機器とテレビの間に挟み込むような形で接続する機器として考えると分かりやすい。
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| 入力端子はコンポーネント(色差)が1系統、ビデオ端子が2系統。音声も合わせて入力できる。S端子は搭載しないので注意 | 上面右側のボタンで入力を切り替えられる。左側は“オプティマイズ”機能のオンオフ切り替えだ |
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| 出力端子はHDMI 1系統のみ。アナログ入力からHDMIへのコンバート用途にも使える | 外部の機器を接続するイメージ。高画質化したい機器をアナログ入力して、HDMI端子で出力する |
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本体前面のLEDで「オプティマイザー」のオンオフを確認できる |
高画質化の仕組みは、標準画質で入力した映像をハイビジョン(720P、D4信号)に高精細化するというもの。同時にエッジ補正や動きの補正、映像のコントラストや鮮明度などの処理を加えて出力する。似たような機能は、DVDレコーダーのDVD再生時にも行われているため、本製品はそれを一つの製品として独立させて機器を問わずに使えるようにしたものと考えていいだろう。
「HDオプティマイザー」の他製品にあまりない機能として、「動画補正(スムージング)」が挙げられる。製品紹介のWebサイトに掲載されている製品の紹介によると「入力された映像にあわせて自動的に100Hz〜120Hzへ滑らかに変換」「対象物の移動、対象物へのズームイン、ズームアウト時の背景構造やテクスチャーを滑らかに表示」といった働きもあるようだ。
まずは任天堂のWiiでゲームをプレイして、映像の違いを比較してみよう。
















