トマトケチャップにこだわり始めると、メーカーや味という以前に、使われるトマトそのものに注目するようになる。生のまま食べても美味しいトマトなら、トマトケチャップに加工しても美味しいに違いない。それどころか、濃縮したトマトのうまみが堪能できると考えた。

 いろいろなトマトケチャップを試していくなかで、目にとまったのはノースファームストックの「ミニトマト・ケチャップ(マイルド)」だった。ミニトマトを使ったケチャップというだけで珍しいのに、このケチャップ、高糖度のキャロルセブンという品種のミニトマトを使っている。フルーツトマトに負けない濃厚さと甘みが特徴である。しかも有機肥料を使用して栽培した北海道産。そんな丹誠込めて作られたミニトマトを、1瓶あたり50個程度使う贅沢なトマトケチャップなのである。

 当然ながらケチャップ自身もミニトマトの個性をそのまま受け継いだ。実に濃厚で深みのある味に仕上がっている。少し辛めの味付けが好みなら、姉妹品のミニケチャップ ホットもオススメしたい。

ノースファームストック「ミニトマト・ケチャップ(マイルド)」
200g…650円
URL:http://www.hakua-d.co.jp/
※夏場のみの少量生産のため、早々に売り切れとなる場合があります
 文・原 如宏(はら・ゆきひろ)
 お取り寄せ歴は4年。初めて取り寄せた朝採りのだだちゃ豆に感動し、お取り寄せにハマる。以来、旬の食材をはじめ、加工食品や調味料まで幅広く取り寄せ続けている。商品選択の基準は「もう1度取り寄せたくなる感動の味」。現在は、お取り寄せだけでなく、デパ地下や高級スーパーが仕入れる特選商品に注目。方々の食品売り場に出没している。
 写真・大橋宏明(おおはし・ひろあき)
 飲食を中心とした撮影を得意とするフォトグラファー。料理写真のポイントは自分がまず食べて、美味しいと思う部分をクローズアップすること。「ここが美味しいから食べて!! これが美味しさの秘訣だから食べて!!」を魅せる(「見せる」ではなく「魅せる」)。Web用の料理撮影ではニコンのD2XsPC Micro Nikkor 85mm F2.8Dをベースに使用。