ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による連載。今回は、最新夏パソコンを購入するなら絶対にCore 2 Duo搭載マシンにしなさい! というお話。初心者だからCeleronで十分というのは大きな間違い。Vista時代にあっては、高性能なCore 2 Duoこそビギナー向けのCPUで、Celeronはむしろベテランユーザー向けなのだと戸田氏が熱弁を振るう!


 これから夏モデルのパソコンを買おうと考えている方には、いい時期だと思う。そそろそWindows Vistaもいろいろな意味で落ち着いてきた。対応する周辺機器やソフトも徐々に増えてきたし、情報も多くなってきたのでよいマシンが見つかるだろう。

 さて、春モデルでは、Home Premiumが絶対のおすすめだと書いたのだが、市場は、僕の予想以上にHome Premium一辺倒であった。ユーザーは賢いと、メーカーは改めて思い知ったことだろう。

 さて、これから新モデルを買おうと思っている方は、Windows XPからの買い換えとなるだろう。今使っているパソコンは、どうだろうか? 快適だろうか? Celeronの1GHz程度のマシンを使っている方は、「ちょっと重い」と感じているだろう。HT Pentium 4あたりだと、「普通に使えている」と感じるかもしれない。

 間違いなく言えることは、Windows XPは軽いのである。だから、Celeronでも十分満足して使ってきたユーザーが多いはずだ。いわゆる枯れたOSだからこそ、軽くてさくさく動くのだ。先日、あるモバイルノートを試用したのだが、Celeronの1GHzクラスでも、ホドホド快適に動作したので、改めて驚いた。

 Windows VistaとWindows XPを比べたなら、間違いなく前者が優れている。後発のOSなのだから、よくなっていて当然だ。また、店頭では、Windows XPのマシンはほとんど買えなくなっているので、選択肢もない。Windows Vistaの唯一の弱点が、非常にヘビーなことだ。

Windows Vistaの弱点は動作が重いこと。Home Premiumに搭載される写真のようなVistaらしいインターフェースを使うとなると、それなりのスペックが要求される(画像クリックで拡大) 【拡大表示は画像をクリック】

 これから、Windows Vista搭載パソコンを購入するなら、絶対にCore 2 Duoを搭載したモデルをおすすめしたい。Celeronでも、メモリーを1GBに強化すればメールとネット程度なら普通に使えるだろう。だが、Office 2007を使ったり、AV機能を活用したいと考えているなら、絶対に力不足だ。

 僕は、日経ベストPC+デジタルの記事執筆のために、多くのパソコンを試用するのだが、はっきり言って、Celeron搭載のVistaマシンは買う気にならない。Windows XPをCeleronで使っていたユーザーが、同じ感覚で買ったら非常に危険だ。また、いまだ市場に残っているHT Pentium 4も決して快適とは言えない。これから買うなら、絶対にCore 2 Duoにしたほうがよいと断言する。特に、格安なCeleron搭載のA4ノートを買うのは、絶対にやめておいた方がよい。もちろん、すべてわかったベテランユーザーが、メール中心のセカンドマシンに買うというなら、止めはしないが。