手持ちのWindows XPパソコンにWindows Vistaをインストールする場合、Vistaの通常版であればXPとVistaの両方が起動可能なデュアルブートにできる。VistaをXPとは別のドライブ(XPをCドライブにインストールしているのなら、それ以外のDドライブなど)にインストールすると、VistaとXPのどちらかを起動時に選択できるようになる。
パソコンの電源を入れると「Windowsブートマネージャ」(下写真)が表示され、「以前のバージョンのWindows」を選ぶとWindows XPが起動し、「Microsoft Windows Vista」を選ぶとVistaが起動する。初期状態では「Microsoft Windows Vista」が選択されており、何もしないで放っておくと30秒経過後に自動的にVistaが起動する。
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▲ 「Windowsブートマネージャ」の画面。「以前のバージョンのWindows」を選ぶとXPが、「Microsoft Windows Vista」を選ぶとVistaが起動する 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
しかし、Vistaをインストールしてデュアルブートにしたけれど、普段はXPの方をメーンに使いたいという場合は、いちいち「以前のバージョンのWindows」を選ばなくてはならずに面倒だ。そんな場合は、OSの起動順位を変えてしまおう。
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| ▲ まず「システムのプロパティ」を開く。方法はいくつかあるが、たとえば「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」→「システム」を開き、左側の「システムの詳細設定」から開ける 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
▲ 「システムのプロパティ」で「詳細設定」タブにある「起動と回復」という項目の「設定」ボタンを押す" 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
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▲ 上記の設定を済ませて、再起動すると、このように「以前のバージョンのWindows」が優先され、自動的に起動するまでの時間も変更できる 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
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| ■デュアルブート設定でやってはいけないこと |
「起動と回復」ダイアログで起動の優先順位を変える時に、「既定のオペレーティングシステム」のプルダウンメニューから「以前のバージョンのWindows」を選んで、「オペレーティングシステムの一覧を表示する時間」のチェックを外す、または時間を0秒に設定してはいけない。これをしてしまうと、「Windowsブートマネージャ」を飛ばして自動的にWindows XPが起動するようになってしまい、Vistaが起動できなくなってしまうのだ。
さらに、Windows XPの「システムのプロパティ」からこの設定を元に戻すことはできず、元に戻すにはMS-DOSのコマンド操作が必要になる。MS-DOSに慣れ親しんだ人ならともかく、MS-DOSなんて知らない人や、とっくに忘れてしまった人には結構面倒な作業だ。
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| ▲ このように「以前のバージョンのWindows」を選んだ状態で「オペレーティングシステムの一覧を表示する時間」のチェックを外したり、時間も0秒にすると面倒なことになる 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
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▲ Windows XP(写真ではWindows XP Media Center Edition)でも、「起動と回復」の設定はできるが、「既定のオペレーティングシステム」のプルダウンメニューにXPしか表示されない。XP上からはVistaを指定して元の状態に戻すことはできないのだ 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
実際に筆者はこの状態に陥ってしまい、マイクロソフトのサイトで解決方法を見つけるまで、集中豪雨に打たれた小犬のようにションボリするハメになってしまった。この件に関してはQ&A形式のWebページに記載されている。説明が分かりにくいが、つまりWindows XP上で「コマンドプロンプト」を起動して、VistaのSystem32フォルダにある「bcdedit」コマンドを実行すれば復旧できると記されている。
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▲ まず、Vistaがインストールしてあるドライブに移動する。たとえばそれがDドライブなら、「D:」と入力して実行(Enterボタンを押す)する。次にディレクトリ(フォルダ)を移動する「cd」コマンドを使って、“Vistaをインストールしてあるフォルダ”に移動する。具体的にはまず「cd windows」、次に「cd system32」と入力する 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |




















