デザインや価格もさることながら、パソコンを買うときに気になるのは性能だ。CPUやグラフィックスの種類で性能が決まるというけれど、何を積んでいればどのくらい速いのかという比較基準がよく分からない。

 Windows Vistaでは、標準機能の「Windowsエクスペリエンス インデックス」(以下WEI)を使って、そのパソコンでVistaがどれだけ快適に動作するか、ショップの店頭で手軽にチェックできる。CPU(プロセッサ)、メモリー、HDD、グラフィックス機能といった基本パーツごとに1.0〜5.9のスコアで評価してくれる。Vistaを開発したマイクロソフトによれば、3.0以上が快適に使える目安だという。

 日経ベストPC+デジタル編集部が調べた結果では、「プロセッサ」ではデュアルコアの「Core 2 Duo」や「Turion 64 X2」のスコアが高い。一方で携帯ノート向けの超低電圧版「Celeron M」や「Core Solo」は、スコアが3.0に届かなかった。

 「メモリ」のスコアは、搭載するメモリーの容量やデータ転送速度で決まる。512MBしか搭載しない機種のスコアは、2.9どまりだ。

 「グラフィックス」のスコアが高いほど、Aeroの動作も軽くなる。ただし、液晶ディスプレイの解像度が高くなるほど必要なビデオメモリー量も増えるため、同じグラフィックスチップ搭載モデルでも、高解像度液晶を使っているとスコアが低くなる。また一般に、チップセット内蔵グラフィックスよりも、独立タイプのグラフィックスのほうが高性能だ。

 3Dゲームを快適に楽しんだり、ハイビジョン映像の編集をするなら、「ゲーム用グラフィックス」が高いモデルを選ぼう。「プライマリハードディスク」は、VistaをインストールしたHDDのデータ転送速度を示す。このスコアが高いほど、Windowsやアプリケーションソフトの起動時間が短くなり、快適に使える。


Windowsエクスペリエンス インデックスの計測方法

WEIのスコアを計測するには、コントロールパネルの「システムとメンテナンス」→「パフォーマンスの情報とツール」をクリックする

WEIの5項目のサブスコアと、基本スコア(サブスコア中で最も低い項目)が表示される。さらに詳しい情報が知りたければ、「詳細の表示と印刷……」をクリックする

搭載するCPUやグラフィックスの種類、メモリーやHDDの容量、利用できるグラフィックスメモリー(ビデオメモリー)の容量などが分かる

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