
四捨五入して不惑になる年齢(って表現も変だが)を迎えた筆者だが、未だにつらいと思い続けていることがある。それは「早起き」だ。小学校、中学校、高校と、考えてみればよくまあ8時半などという驚きの始業時刻に間に合っていたものだと思う。1時限はフケたりしたことも多かったが、それでも9時ごろには学校周辺まで行っていた。我ながら偉いものだ(って当たり前?)。
それが何をどこでどう間違ったのか、現在は9時に起きればましな方。朝にはめっぽう弱く、都内で10時からアポイントメントがあるというだけで、前日から「早く寝なきゃ〜、早く寝なきゃ〜」といった有り様である。
一日一回ずつ、死ぬまでほぼ必ずやってくる「入眠」と「睡眠」と「目覚め」。これで苦しむのは人生の大部分を損している気がする。寝付きは割といい方なのだが、最近は特に「睡眠の質」と「目覚め」がひどい。何とかしたいと切に願っていたところ、「ジョナサン、俺に任せろ」とばかりに現れたのが、トラック野郎“一番星”桃次郎ならぬウェザリージャパンの「SLEEPTRACKER(スリープトラッカー)」だ。
![]() |
| ▲ ウェザリージャパンが販売する「SLEEPTRACKER」。オンライン販売価格は1万9425円 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
| ■ 睡眠状態を把握して浅い眠りの時に起こしてくれる!? |
SLEEPTRACKERは、腕時計型目覚まし時計……いや、目覚まし機能付き腕時計?……ともあれ、裏側にあるセンサーで身体の状態を持続的にモニタリングし、眠っているのか目覚めているのかを把握する機能を持った腕時計である。そのモニタリング機能によって、アラーム設定した時刻よりも前の浅い睡眠状態を狙って起こしてくれるという。
読者の方でもこんなことを経験したことがあるのではないだろうか──アラーム時刻より30分ほど前にスッキリと起きてしまった。「もうちょっと寝ようかな」と思って二度寝すると、アラーム時刻に起こされたときは泥のように眠い──なんてことが。つまりアラーム時刻の30分前には浅い睡眠だったため、何かの拍子でスッキリと目覚めた。しかしその30分後であるアラーム時刻には深い睡眠に陥ってしまっていたため、起きようにもうまく起きられないのである。朝の目覚めをしくじってしまえば、下手すると一日中引きずることにもなりかねない。そのためにも……ってSLEEPTRACKERのセールスマンじゃないんだから、口上はこの辺にして次に行こう。
外観はこういっちゃ何だが割とチープな感じ。空港の売店などでくるくる回るじゅう器に掛けられて販売されているような雰囲気だ。オンライン販売価格は1万9425円なので、できればもうちょっとおしゃれ感を出してほしかったところ。まあ身に着けて寝なければ目覚まし時計としての本領を発揮しないモデルだから、高級感やクールな外観などよりも「寝ている間の着け心地」にターゲットを絞っているのかもしれない。水深20mまでの防水性能も備えているので、よだれを垂らしてもおねしょしても大丈夫。
![]() |
![]() |
| ▲ シンプルな外観。もうちょっと高級感がほしいところだが、身に着けて寝ることを前提にした、「就寝時にじゃまにならないデザイン」なのかもしれない 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
▲ 本体裏側にセンサー部を配置している。水深20mまでの防水性能も備えている 【画像をクリックすると拡大表示されます】 |
モードは「時刻表示」「アラーム時刻(Alarm)設定」「アラーム・ウィンドウ(Alarm Window)設定」「入眠時刻(To Bed)設定」「睡眠データ表示(Data Review)」の5つ。ストップウォッチやタイマーなどの機能も持たない、純粋に起床のためだけの腕時計と言っていい。デジタル腕時計は一般的に設定が難しいが、これなら機械オンチでも何とか使えそう。



















