はじめまして。駆け出しライターの平山ゆりのです。12月まで日経エンタテインメント!の編集長だった品田英雄さんがヒット研究所を設立しました。世の中の流行りモノやヒットの仕掛け人に突撃取材して、ヒットの秘密を探り出そうというものだそうです。でも研究所とはいうものの、メンバーは品田所長と編集部の白倉資大さん、そして私、平山ゆりのの3人だけ。果たしてどんな連載になるのやら…。


 アメリカ東海岸発祥の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が、昨年12月に東京・新宿に初上陸。オープン以来、店は連日大盛況して話題になっています。ヒットの実体を調査すべく、ヒット研究所の品田英雄と調査員の私、平山ゆりのが調査に向かいました。

寒空の下、ドーナツを求めて並ぶ並ぶ並ぶ人々

目の前で、あ~、生地がドーナツになってゆく

ニッコリ、あったか、幸せです。品田所長

噂通りの大行列!!

1月14日(日)晴れ、気温9ºC
13:00。品田所長と私、平山は集合場所であるクリスピー・クリーム・ドーナツ 新宿サザンテラス店の前に到着しました。

「新宿サザンテラス」は新宿南口駅から広がる遊歩道。遊歩道にはスターバックスコーヒー、カジュアルウェアブランド、エディ・バウアーなど、飲食店やショップが7店舗それぞれ単独のお店として並んでいます。小田急サザンタワーなどとともにサザンエリアと呼ばれていて、緑もあり、喧騒の街新宿エリア全体から考えると都会のオアシス的存在といえる場所です。そんな比較的落ち着いた場所であるはずが…

 私たちが到着したときには、すでに店の前に家族連れやカップルで溢れていました。

老若男女があふれています。男性も意外に多くて4割ほど
【画像をクリックすると拡大表示されます】

13:05。冷たい風が肌にしみる中、店に入るまで並んでいる人の数を数えてみたら、なんと152人! 1人を1分で接客したとしても、ドーナツにありつけるまで2時間以上かかる計算に。

 しかし、この人気ぶりを見たら、並ばないわけにはいきません。

 ここで、力強い助っ人が登場! 今回の特別研究員、ららぽーと豊洲にあるドーナツ店「リルドーナツ」のフードサービス事業部グループ長、今泉有希さん(自称ドーナツ評論家)がやってきました。今回はこの3人でレポートします。

リルドーナツの今泉有希さん。見たことあると思ったら、昔、「恋のから騒ぎ」に出ていたそうです
【画像をクリックすると拡大表示されます】

13:15。早速、我々も列の最後尾へ…とその時、列の整理をしていた警備員に呼び止められました。なんと、列は店の前だけでなく、タカシマヤ・タイムズスクエアの方へ続く橋の方にも延びていたのです。ようやく最後尾を発見! ここから1時間待ちだそう。

歩道橋の上まで人の列が続いています
【画像をクリックすると拡大表示されます】

平山「品田所長、それにしても、すごい行列ですね…、所長、聞いてますか?」

品田「えー? 滋賀県から? 何で知ったの? あ、雑誌ですかー」

平山「さすが! ヒット現象が大好物の品田所長! 既に、列に並んでいる女性2人組に取材中です。私も見習わないと」

さっそく列に並んでいる女性を「取材」する品田所長。すばやい!
【画像をクリックすると拡大表示されます】

 ではここでまず、そもそもクリスピー・クリーム・ドーナツとは何なのか、ご説明いたしましょう。

NEXT クリスピー・クリーム・ドーナツって何?