最新マップなら地下通路まで見える!?

 Googleマップは、9月26日に地図を大幅に入れ替えた。地図情報が増えたわりに見栄えもすっきり、機能もアップ。操作性もアップして、地図上でマウスの左ボタンをクリックすると拡大、右ボタンをクリックすると縮小できる。でも、メインの地図情報で大きな違いが分からないという人もいるかもしれない。そこで大きな違いを1つご紹介しよう。

 都心で仕事をしたり、学校に通ったりしている人には地下通路の情報が欠かせない。特に1つの地下鉄駅から別の地下鉄駅に移るときに、迷路みたいな地下通路で迷子になった経験のある人も多いだろう。そんなとき、Googleマップが役立つ。駅周辺の地図を表示しているとき、倍率を一定以上に上げる(地上に接近する)と、地下通路の地図がうっすら赤く表示されるようになるのだ。

倍率が低いと道の情報は一方通行などが分かりやすい自動車優先になる 倍率を上げると地下通路の部分がうっすら赤く表示され、出口の番号まで表示される

 面白いのは今回の機能アップで付いた「地図+写真」のボタンだ。倍率を上げた状態でこのボタンをクリックすると、今度は衛星写真上に地下通路が赤く表示される。地下通路の観点から都心の地図を見直すと、意外な抜け道を発見できるかもしれない。

写真を重ねると、地下通路のルートもイメージしやすくなる

 なお、駅の乗り換え情報は、例えば、「乗り換え 新宿 三田」というように、「乗り換え」をキーワードに2つの駅名を指定すると、検索結果の冒頭に「乗り換え案内」へのリンクが表示される。


地図に自分のメモが追加できる

 電子メールで相手に場所を知らせるのにGoogleマップを活用している人も多いだろう。一番シンプルな使い方は住所で検索する方法だ。

 しかし、住所だけではどこだか分からないことも多いので、メモを書き加えたいことがある。そんなときにはちょっとしたハック(非公開のノウハウ)が役立つ。

 最初にまず通常通り住所で検索する。

 住所が表示されたら、検索欄に残っている住所名の後ろに半角かっこ内でメモの文章を書き込み、さらにもう一度「地図を検索」ボタンを押す。すると、今度は書き込んだメモの文章が吹き出しの中に表示されるようになる。

通常通りに住所名で検索する 場所を示す吹き出しにメモが書き加えられる

 これをメールで送りたいときは、地図の上のバーにある「メール」をクリックするか、「このページのリンク」にポインターを乗せ、右クリックメニューで「ショートカットのコピー」を選ぶと、メモを含んだGoogleマップへのリンクがゲットできる。

「このページへのリンク」のURLをコピーしてメールで送ることができる


Googleマップでフライトシミュレーター

 Googleマップをそのまま使うわけではないけど、GoogleがAPI(Application Programming Interface)としてほかのサイトから地図情報を利用できるようにした仕組みを使って、フライトシミュレーター(飛行練習)ができる。サイトは「Goggles :: The Google Maps flight sim」だ。

Googleマップを利用したフライトシミュレーターのサイト「The Google Maps flight sim」

 最初のフライトは日本人になじみのある東京(JP - Tokyo)の上空がいいだろう。場所をメニューから選んだら「Start」ボタンを押す。

 操作は、左右カーソルキー(←→)で左右の旋回。上下カーソルキー(↑↓)で高度チェンジ。Aキーで加速、Zキーで減速。操作は基本的にそれだけ。

簡単なキー操作でフライトシミュレーションが楽しめる

 おっと、操作を1つだけ忘れていた。こんな操作は覚えなくてもいいのだけど、スペースキーを押すと飛行機から砲弾が発射される。下降しながら射つのが命中させるコツだが、失敗すると飛行機が建物や地面に激突してしまう。安全な飛行を心がけよう。

筆者紹介 佐藤 信正(さとう・のぶまさ)
テクニカルライター。1957年東京生まれ。国際基督教大学卒業後、同大学院で言語学を学ぶ。小学生のときにアマチュア無線技士を免許をとり、無線機からワンボード・マイコンへ興味を移す。また初代アスキーネットからのネットワーカー。通信機器や半導体設計分野のテクニカルライターからパソコン分野へ。休刊中の「日経クリック」で10年間Q&Aも担当していた。著書「Ajax実用テクニック」「JScriptハンドブック」「ブラウザのしくみ」など。

著者

佐藤 信正(さとう のぶまさ)

テクニカルライター。1957年東京生まれ。国際基督教大学卒業後、同大学院で言語学を学ぶ。小学生のときにアマチュア無線技士を免許をとり、無線機からワンボード・マイコンへ興味を移す。また初代アスキーネットからのネットワーカー。通信機器や半導体設計分野のテクニカルライターからパソコン分野へ。休刊中の「日経クリック」で10年間Q&Aも担当していた。著書「Ajax実用テクニック」「JScriptハンドブック」「ブラウザのしくみ」など。