これまでのコラムで説明してきたように、地デジアンテナの導入は、住環境によってかなりの差が出てくる。この1〜2年以内に家を新築したり、アンテナ工事を済ませた家なら、おそらく地デジ対応アンテナが取り付けてあるだろう。その場合は、アンテナの方向が特に問題なければ、地デジ搭載テレパソなどの対応機器を接続するだけで視聴できる。また、放送塔が目視できる範囲に住んでいるなら、室内型アンテナを接続するだけで視聴可能な場合もある。
しかしほとんどの家庭では、そのままのアンテナ設備では地デジを受信できないと考えた方がいいだろう。
そこで「地デジARENA」としてオススメしたいのが、大手量販店の「地デジアンテナの無料見積もりサービス」だ。これはアンテナの設置工事を前提として、戸建て、集合住宅を問わず、地上デジタル放送の受信状況をチェックし、工事費や必要な機材などを見積もってくれるサービス。戸建ての場合は屋根の形状などにより、5000円から1万円の高所作業料が必要になることもあるが、ベランダなどで電波状況を確認してもらうだけなら基本的に無料だ。
特に戸建ての場合は屋根へ上っての作業が必要な場合が多く、危険が伴うこともあり、素人には手に負えない。多少の出費はかかっても、結局は“プロ"に任せるのが地デジ生活への近道だ。(アパートなど集合住宅の見積もり例は「室内アンテナは使えるか?アンテナ工事のお兄さんが千夏ちゃん家の電波をチェック!」を参照)
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| ■いよいよザ・ドキュメント「地デジ導入への道」が始まる! |
今回から読者の指針となるべく、デジタルARENAでこの「地デジARENA」を担当する“Sデスク”が、自宅を地デジ導入の“モルモット(?)”として提供することに!実際にアンテナの見積もりからアンテナ設置・受信までを、ドキュメントとしてお送りする。
参考までにSデスク宅の現在の受信状況をお伝えすると……住居は横浜市にあり、アンテナは地上アナログ用のVHFとBSアンテナのみ。近くを巨大な送電線が走るため、目を疑うばかりのスノーノイズ&ゴースト(画面の多重映り)が発生している。かなりの難視聴地域ながら、なぜかUHFアンテナは設置していない。この“劣悪電波環境”で、いつの日か地デジを受信することを夢見ながら約5年間、じっと耐え忍びながら家族でテレビ生活を送っていた。さてSデスクの家庭に美しい地デジ画像は届くのか?
今回は「デジタル放送 ご相談カウンター」を用意する、大手量販店のビックカメラ有楽町店を利用することにした。まずビックカメラでのアンテナ設置までの流れを説明しよう。
| ●ビックカメラでの手続きの流れ |
| 【店頭申し込みの場合】 1:アンテナ工事見積もり依頼。 ↓ 2:アンテナ取り付け業者が訪問し受信状況の確認。受信可能なら必要な機器をリストアップし見積書を作成。 ↓ 3:見積書を持って再度店頭へ行き、必要な機器の費用や工事費を支払う。 ↓ 4:指定日に工事業者が再訪。アンテナを取り付けて受信完了! |
| ▲ 店頭で地デジ対応テレパソ、地デジ対応テレビなどの購入と同時にアンテナの見積もりを依頼する場合はこの方法がラク |
| 【電話での申し込みの場合】 1:店舗へ電話して「地デジアンテナの見積もり」を依頼。 ↓ 2:アンテナ取り付け業者が訪問し受信状況の確認。受信可能なら必要な機器をリストアップし見積書を作成。 ↓ 3:見積書を持って再度店頭へ行き、必要な機器の費用や工事費を支払う。 ↓ 4:指定日に工事業者が再訪。アンテナを取り付けて受信完了! |
| ▲ 地デジ対応テレパソや対応機器を既に持っている場合、もしくは購入前にアンテナだけを設置する場合はこちら。ただし受信状況を確認するためにも、地デジ対応機器の設置後が望ましい |
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| ▲ ビックカメラ有楽町店の1階には、地上デジタル放送の受信相談を専門に受け付ける「デジタル放送 ご相談カウンター」があるので、気軽に利用したい |












