これまでセガトイズの「ホームスター」、学研「大人の科学マガジン」の付録「マイスター」と、2回にわたって家庭用プラネタリウムの魅力を紹介してきた。ご覧になって、息子さんや娘さんに奮発して「ホームスター」をプレゼントされた方、お手ごろな「マイスター」で様子見をしてみた方もいるのではないだろうか。

 「ホームスターをセガトイズと共同開発したのは、個人で光学式プラネタリウム『メガスター』を作り上げた大平貴之氏」(ホームスター)だとか、「『メガスター』の開発者である大平貴之氏が監修」(マイスター)などと紹介してきたが、「そもそも本家本元のメガスターってどのくらいすごいの?」と思われる方もいるのではないかと思う。

 もちろんメガスターが映し出せる恒星数が、ほかのプラネタリウムに比べて段違いであることなどは、テレビや新聞、雑誌などでご存じの方も多いはずだ。しかし、そのメガスターが紡ぎ上げる星空のファンタジーを、実際にご覧になった方はそれほど多くはないに違いない。なぜなら筆者もその一人だからだ。

 ということで今回は、これまで紹介した「ホームスター」と「マイスター」のルーツである、メガスターの魅力に迫ってみた。東京・青海の日本科学未来館にある「MEGASTAR-II cosmos」は、どのような輝きで訪れる人を魅了するのだろうか──。

休館日に美しい星空を独り占め!

 MEGASTAR-IIが設置されている日本科学未来館に訪れたのは2005年12月6日のこと。この日は火曜日で、同館は休館日となっている。プラネタリウムのほかにもプログラムを上映するなどフル回転しているため、同館広報ご担当の新井さんの取り計らいで、休館日に撮影させてもらえることになった。「太平洋ひとりぼっち」ならぬ、「星空を独り占め」気分を味わえるぞ!と、喜び勇んで出かけていったのだった。

東京・青海にある日本科学未来館。当日は同館の休館日だったためか、周囲には人影もまばら。しかし筆者だけのために(というか記事のためなのだが)プラネタリウムを見せてくれるということなので、期待に胸が高鳴る

 当日は日本科学未来館が休館日のためか、周りには人影もまばらで少し寂しい。しかし近くには、お台場を一大観光スポット&歓楽街に変ぼうさせたフジテレビも見える。もちろんその周りにはアクアシティやデックス東京ビーチなど、デート&観光スポットもたくさんある。同館の「MEGASTAR-II cosmos」を見たり、お台場で買い物をしたりと、この周辺で丸一日楽しめる。

日本科学未来館はお台場へも徒歩10分程度と近く、デートや家族連れでの行楽にもってこいの場所

 休館日のため通用口から入館し、エレベーターで6階へ進むと、MEGASTAR-II cosmosを上映する全112席の球形シアター「ドームシアターガイア」がある。このシアターは予約制で、見るためには同館に入館した後に6階のシアター入り口で整理券を取る必要がある。1日3回の上映(2005年12月17日から上映しているプログラム「暗やみの色」では10時30分〜、14時〜、16時〜)だが、平日でも午前中には整理券がなくなってしまうことが多いという。特に週末は混むらしいので、ご覧になる場合は注意いただきたい。

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