| ■トラディショナル・キャッシュ設置の準備 |
前回のコラムでも紹介したように、ジオキャッシングで利用されるキャッシュには様々な種類がある。その中で最も一般的な、トラディショナル・キャッシュを設置してみよう。トラディショナル・キャッシュを設置するために必要なものは以下の通りだ。
・GPS端末
・タッパーなどの容器
・“お宝”となるアイテム
・キャッシュ発見者の記録であるログブック(記録用紙)
・ログを記録するためのペン
・チャック付きビニール袋
キャッシュを探すだけであれば、キャッシュ付近の詳細地図を利用することでGPS端末がなくても楽しむことができるが、キャッシュを隠すためには必ずGPS端末が必要になる。隠し場所のGPS座標(緯度・経度)を記録してサイト(GEOCACHING.COM)に登録するためだ。オススメのGPS端末は、下の囲み記事でいくつか紹介しているので参考にしてほしい。
今回、GPS端末以外に必要な品は100円ショップでそろえることにした。“お宝”となるアイテムもいくつか購入したが、家の中にある不要なおもちゃや小物などを入れるのもいいだろう。そのほか、キャッシュを発見した人が記録を残すためのログブックも必需品だ。これは単語帳や小さなノートなどを利用するといい。ペンは必需品ではないが、ペンが入る大きさの容器であれば、入れておくことをオススメする。
100円ショップのタッパーは高価なものに比べて密封性に劣るため、濡れてはマズイものはチャック付きビニール袋に入れ、防水性を高めること。屋外に設置するキャッシュの場合は風雨にさらされることもあるので、密封性が高い容器でも二重の防水を施しておいた方がいいだろう。不審物に見られないため、キャッシュの箱の上に例えば「www.geocaching.com」などと明記し、ジオキャッシングのキャッシュであることが確実に相手に伝わるようにしておくことも忘れずに。これで準備完了だ。
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▲ 設置したキャッシュ「Kitanomaru Park」の内容。ログブックとペン、ビニール袋に入れたジオキャッシングの説明書、お宝となるアイテム(中央のモザイクがかかっているもの)だ |
「パソコンGPSショップ」を運営するシステムプロデューサアソシエイツ社営業企画部の穂坂学氏に、代表的な機種を紹介してもらった。参考までに同ショップの販売価格と併せて紹介しよう。まずは第1回から紹介しているマイタック・ジャパン社の「mio168」で、価格は3万9800円(パソコンGPSショップ価格、以下同じ)だ。「PDAとしても使えるだけでなく、GPS自体の機能も専用端末に決して見劣りしない」(穂坂氏)とのことで、同ショップの1番の売れ筋だという。 携帯電話に似た形状を持つGPS専用端末は、米GARMIN社がトップシェアを誇っており、ここで紹介する3機種とも同社のものだ。その中で最も機能が豊富な機種の一つが「GPSmap 60CS 日本語版」(11万9700円)で、電子コンパスや気圧高度計など「今の携帯GPSで考えられる機能をすべて詰め込んだ製品」(穂坂氏)だという。売れ筋は「Geko 201 英語版」(1万7800円)や「eTrex 英語版」(1万6500円)などの低価格商品で、これらの機種には電子コンパスや気圧高度計などの機能は付いていない。どれも日常生活防水機能を持ち、乾電池2本で最大20時間ほど駆動するため、山登りやハイキングなどにもってこいだ。その点「mio168」は防水機能がなく、専用バッテリーを使うこと、GPS機能を使うと5時間程度しか駆動しないことなど、アウトドアでフル活用するには弱点も多い。 そのほか、PDA(携帯情報端末)やノートパソコンで利用するCFカード型の「コメットCF」(1万3800円)やUSBタイプの「イオ111」(9980円)など、ひと口にGPS端末といっても様々なタイプのものがある。価格や機能のバランスを考えて選ぶといいだろう。
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