10月2日から開催されているCEATEC会場では、初日に松下電器産業のブースにて同社のBDレコーダー秋の新モデルの発表が行われ、来場者からも注目を集めていた。

 この秋の新モデルとしてBDレコーダーを展示していたのは松下電器産業、ソニー、シャープの3社。東芝もHD DVDレコーダーの参考出展を行っていた。これら次世代DVD関連の展示は、「デジタルネットワーク ステージ」としてメイン会場から少し離れたホール9~ホール11にブースが集中しており、会場にはBDA(ブルーレイ・ディスク・アソシエーション)とHD DVDプロモーションブースもあるため比較的簡単に展示を見て回れた。

会場内を賑わせていたBDレコーダーの展示。写真はソニーブースのBDレコーダーコーナーのものだ(画像クリックで拡大) HD DVDプロモーショングループは、東芝ブースの向かいにデモルームのあるブースを構えていた(画像クリックで拡大)

MPEG-4 AVC/H.264技術を競ったソニー、松下電器産業、東芝

 BDレコーダーの大きなトピックは、圧縮率が高い記録方式「MPEG-4 AVC/H.264」(以下MPEG-4 AVC)を使って長時間録画を実現したモデルが、続々と登場したことだ。先陣を切ったのは、9月12日発表に発表されたソニーの「BDZ-X90/L70/T70/T50」シリーズ。次いで、CEATEC初日の10/2に発表された松下電器産業の「DIGA DMR-BW900/800/700」シリーズだ。どちらも会場で、従来の記録方式のハイビジョン映像と、MPEG-4 AVCで圧縮して記録した映像で、画質の比較を行うデモを実施していた。

 このほかに、BDレコーダーの新機能として、AVCHDカムからの映像取り込み保存する使い方を提案する展示も行われていた。自分で撮影したハイビジョン映像を、編集したり保存するための環境として、今後はビデオカメラとBDレコーダーとの結びつきもより大きくなるだろう。

松下電器産業のブースでは、発表されたばかりのDMR-BW900/800/700を展示(画像クリックで拡大) 松下電器産業は録画解像度が1920×1080ドットのフルHDで、MPEG-4 AVCハイプロファイル対応と、ソニーよりもハイスペックな機能を備える。DVDにハイビジョンを記録する「AVCREC」にも対応(画像クリックで拡大)
ソニーのブースでは9月発表のBDZ-X90/L70/T70/T50がズラリと並び、目的別展示を行っていた(画像クリックで拡大) ソニーは録画解像度が1440×1080でドットで、MPEG-4 AVCメインプロファイル対応という、MPEG-4 AVCではスタンダードな技術を採用(画像クリックで拡大)

 また、HD DVD陣営の東芝ブースではHD DVDレコーダーの参考出展モデル、「RD-X7(仮称)」「RD-A201」「RD-A101」が展示されている。こちらもMPEG-4 AVCエンコーダーを搭載しており、HD DVDに長時間記録できるのはもちろん、DVDにハイビジョン録画するDVDフォーラムの規格「HD Rec」にも対応する。

東芝のフラッグシップの名称である「RD-X7(仮称)」のサンプル展示。展示してある商品については、AVC録画に対応したこと以外の詳細は明かされていない(画像クリックで拡大) 画質比較デモは1920×1080ドットのフルHDで、MPEG-4 AVCのビットレート4Mbpsと長時間録画できるモードで比較している(画像クリックで拡大)