2007年10月2日、「CEATEC JAPAN 2007」が開幕し、最初のキーノートスピーチに「デジタルライフスタイル新世代」と題して、マイクロソフト 執行役 専務 デジタルライフスタイル推進・OEM担当 眞柄泰利氏が登壇した。

 眞柄氏はまず同社がCEATECに初出展することについて「もうパソコン、ソフトウエア、ハードウエアといった独立した要素では成り立たない世界になってきている。マイクロソフトとして、そういった要素が融合して行く中で生活がどう変わっていくのかということについて提案していきたい」と語った。

 そして、そのために業界として取り組むべきこととして「新しいデジタルライフスタイル創造に向けた4つのブレークスルー」を挙げた。

 まず改めて業界として様々な協業を推進すること。次に、これまでのパートナーにとどまらない幅広い異業種連携を進めること。さらに異業種連携により生まれてくるサービス革新。そして最も重要なこととして、「Youtube」に代表されるような、ユーザー主導によるビジネスモデルの発生は業界として想定外の出来事であり、そういったユーザーの声をよく聞き、サービスを提供することが重要とした。

 こうした4つのブレークスルーを実現するものとして、日本のメーカーだからこそ作れる品質の高い機器を挙げ、こうしたものを組み合わせて世界に発信していきたいと述べた。

マイクロソフト 執行役 専務 デジタルライフスタイル推進・OEM担当の眞柄泰利氏。冒頭では富士通のLOOX Uを片手に、同社のプレゼンでよく使われるPowerPointではなく、Silverlightを利用したアプリケーションで説明を行った。壇上狭しと動きながらのエネルギッシュなプレゼンテーションが印象的だった(画像クリックで拡大) 業界協業、異業種連携、サービス革新、ユーザー参加型の新しい価値の創造という、4つのブレークスルーを挙げた(画像クリックで拡大)
こうしたブレークスルーにより実現される、デジタルライフスタイルの要素(画像クリックで拡大) Digital Memoriesとして、ハイビジョンデジタルカメラで撮影した動画をWindows Vista付属のWindowsムービーメーカーでハイビジョンのまま編集する。そして無線LAN版のプラグアンドプレイと言える「Windows Ralley」を使って、デジカメ写真を無線LAN経由で印刷するといったデモを行った(画像クリックで拡大)